出版社内容情報
土壌生態系は、陸域における地球環境汚染物質の最大の浄化の場である。しか
し、近年世界各地で土壌荒廃に伴い、土壌の有する地球環境浄化機能が急速に
低下している。本書では土壌圏の現状と地球環境問題における役割を訴え、そ
の機能保全と増進策を提言するための基礎的なデータを提供する。
目次:
第1章 地球環境における土壌生態系の役割/第2章 土壌中での物質循環と
地球環境/第3章 農林業開発、農業形態変化の地球環境へのインパクト/第
4章 地球環境変化の土壌-作物系へのインパクト/第5章 21世紀の土壌
生態系
内容説明
世界各地で熱帯林破壊、酸性雨被害、砂漠化、塩類化、土壌汚染…が進行している。本書は、土壌の地球環境保全機能、浄化機能、食糧生産機能が急速に低下している現状を紹介するとともに、豊かな21世紀を迎えるための土壌生態系機能の修復・増進策を提言する。
目次
第1章 地球環境における土壌生態系の役割
第2章 土壌中での物質循環と地球環境
第3章 農林業開発、農業形態変化の地球環境へのインパクト
第4章 地球環境変化の土壌―作物系へのインパクト
第5章 21世紀の土壌生態系