出版社内容情報
移民、難民、外国人労働者等、現代の国際人口移動が引き起こす様々な軋轢と
紛争は、世界が解決を迫られている喫緊の課題である。本書は従来、経済学、
社会学、文化人類学等個別分野でなされてきた研究を統合して、この最も困難
な課題を体系的の考察するとともに、将来を展望する。
内容説明
移民、難民、外国人労働者問題等、現代の国際人口移動が引き起こす様々な軋轢と紛争は、世界が解決を迫られている喫緊の課題である。本書は従来、個別分野でなされてきた研究を統合して、この最も困難な課題を体系的に考察するとともに、その将来を展望する。
目次
第1章 現代の国際移民
第2章 移民過程とエスニック・マイノリティの形成
第3章 1945年以前の国際移民
第4章 1945年以降の高度先進諸国への移民
第5章 移民過程―オーストラリアとドイツの比較
第6章 次の波―国際移民のグローバリゼーション
第7章 労働力としての移民とマイノリティ
第8章 新しいエスニック・マイノリティと社会
第9章 移民の政治
第10章 結論 新世界無秩序における移民