出版社内容情報
日本人は神秘的?それとも猿?人が<他者>に注ぐ視線はどのように形成さ
れたのか。その歴史性に潜むオリエンタリズム―西洋(男性)中心主義と現代の
ポストコロニアル的状況を最新の知で脱構築し、人種・国境・ジェンダーに囚わ
れない真の国際人のための文学・文化論を提示。
内容説明
「他者」への視線を読み直す。視線の背後に潜む西洋(男性)中心主義と現代のポストコロニアル的状況を最新の知で脱構築。人種・国境・ジェンダーに囚われずに生きるための文学・文化論。
目次
1 見ることの意味―日本と西洋の視線の往還(むかし、ムスメ小説があった;外国人劇場と『ミカド』;父と日本についての発見;徳冨蘆花はトルストイに何を見たか ほか)
2 異文化とは何か―日本対西洋の図式を越えて(アジア・アフリカ人は人間と見られていたか?;若き日の詩人の万博体験;「良き野蛮人」論の強みと弱み;まなざしの帝国主義 ほか)
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