出版社内容情報
デカルト的学問の根底を問い直し、歴史と言葉の世界を思考した、18世紀ナポ
リの思想家ヴィーコ。難解をもって知られる彼の思想の全体像を、現代イギリ
スのブリリアントな歴史家が、明快に描き出した、ヴィーコ的世界への最良の
案内。ヴィーコの言語思想に関する訳者の長文解説を付す。
内容説明
近年その評価のいや増す18世紀ナポリの「異端」思想家ヴィーコ。その思想の問題性を、現代英国のブリリアントな歴史家が、時代の文化的・思想的文脈の中から明快に描き出す。
目次
第1章 ヴィーコ神話
第2章 ヴィーコの知的形成
第3章 『新しい学』
第4章 ヴィーコと後代