出版社内容情報
がんを避ける（発生を防ぐ）にはどうしたら良いかという視点に立って過去の
文献や資料を再解析し、がんの原因と発生機序を人間のみのデータをもとに疫
学的に調査、研究した。その結果、人間のがんの大部分は避けることが出来る
という結論に達した画期的な書である。
目次：
Ⅰ がんの回避可能性／Ⅱ がんの回避可能性についての証拠／Ⅲ 米国で避
けられることがわかっているがんの割合／Ⅳ 発がん危険の特性／Ⅴ 避けら
れるがんの原因／Ⅵ 要約と結論
目次
１ がんの回避可能性とは
２ がんの回避可能性についての証拠
３ 米国で避けられることがわかっているがんの割合
４ 発がん危険の特性
５ 避けられるがんの原因
６ 要約と結論
付録（年齢標準化の方法；年齢別率算出のための人口推計；がん死亡率・発生率・治癒率の動向推定時にみられるバイアス〈偏り〉の諸原因；過去２０～３０年間の米国年齢標準化がん死亡率；紙巻タバコ喫煙、タール含有量と肺がん死亡率動向との関係；“米国における職業性要因関連がんの割合の推定値”〈ＯＳＨＡ、１９７８年９月１５日〉の議論と結論についての吟味）
