出版社内容情報
古スラヴ語の時期から現代ロシア文法の黎明期にあたるロモノソフの文法まで
の、およそ900年にわたるロシア語文法史=研究史を、逐一原典に当たり、綿
密な分析・解釈を加えることによって、初めて明らかにした画期的業績。資料
篇として、グレーニングのロシア語文法を訳載する。
内容説明
本書は、近代ロシアの文法学の濫觴となったロモノーソフまでの中世ロシアの語学史である。
目次
第1章 スラヴ民族と言語問題
第2章 スラヴ文法学の始まり
第3章 ロシアにおけるスラヴ文法学
第4章 ラテン文法の流れ―ドーナートゥス
第5章 近世スラヴ及びロシア文法
第6章 近代スラヴ及びロシア文法
資料篇 グレーニングのロシア文法