出版社内容情報
筋感覚は運動の制御に不可欠な情報でありながら、従来生理学の教科書の中で
も余り触れられない分野であった。本書は、運動制御における筋感覚の意義に
始まりその機能と構造を詳細に解説。スポーツ科学や老人医学、リハビリ、ロ
ボット工学などの関係者必携の解説書と言えよう。
目次
１章 運動（ムシ、ヒト、ロボット）
２章 筋紡錐の構造
３章 筋紡錐の応答
４章 筋紡錐の遠心性制御
５章 筋紡錐からの求心性投射
６章 ヒトの筋感覚
７章 腱・関節の感覚器と筋肉内３・４群感覚器
８章 骨格筋の種類と運動神経支配
９章 脊髄と延髄レベルでの運動制御と筋感覚
１０章 小脳での運動制御と筋感覚
１１章 基底核群と筋感覚
１２章 大脳からの運動制御と筋感覚
