ＧＡ文庫 不死探偵・冷堂紅葉〈０３〉君への挑戦状

零 雫【著】

ＳＢクリエイティブ（2025/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 384p／高さ 15cm
• 商品コード 9784815636562
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

アニメ化してほしいライトノベル・小説第１位！(アニメ!アニメ!2025年上半期)
最も熱いラノベミステリ第三弾！

『学園祭の日だけ入れる場所には、人に嘘をつけなくさせるお宝が眠る』
俺・天内晴麻の通う青崎高校ではそんな謎めいた言い伝えがあった。
学園祭当日、俺は冷堂紅葉と共にイベントを満喫していたが、
学校に乱入した無法者達に教頭が拉致監禁される非常事態へ……狙いはお宝!?
大混乱のさなか、冷堂は再び密室で殺害されてしまい――。
「この謎は解かない方が良い……」
「なぜ私に真相を隠すのですか？」
誰が冷堂紅葉を殺したのか？
思惑渦巻くお祭りで、因果が繋がる究極の犯人当て(フーダニット)が始まる！
「私の推理を、聞いてもらいます」
――まるで、天内晴麻から冷堂紅葉への挑戦状だ。


【目次】

内容説明

『学園祭の日だけ入れる場所には、人に嘘をつけなくさせるお宝が眠る』俺・天内晴麻の通う青崎高校ではそんな謎めいた言い伝えがあった。学園祭当日、俺は冷堂紅葉と共にイベントを満喫していたが、学校に乱入した無法者達に教頭が拉致監禁される非常事態へ…狙いはお宝！？大混乱のさなか、冷堂は再び密室で殺害されてしまい―。「この謎は解かない方が良い…」「なぜ私に真相を隠すのですか？」誰が冷堂紅葉を殺したのか？思惑渦巻くお祭りで、因果が繋がる究極の犯人当てが始まる！「私の推理を、聞いてもらいます」―まるで、天内晴麻から冷堂紅葉への挑戦状だ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[オセロ]

久しぶりの刊行でしたが、相変わらずの面白さ。 今回は文化祭を舞台にした密室殺人でしたが、トリックはこの作品ならではのものをしっかりと活かしたものに仕上がっていて。そして、久しぶりだからこそ感じる冷堂さんの破壊力が凄まじいのなんの。次巻もとても楽しみですが、この学校物騒すぎでしょ…

2025/09/10

[雪紫]

楽しい楽しい文化祭で（またしても）密室殺人。この高校、不動高校並に呪われてないか（あっちは大半学外で起こしてたけど）？キャラの爆走も、ラノベ的かつミステリ部分は前2つよりおとなしめに見えて挑戦状や犯人当てのクオリティー高いのに（挑戦状じゃない方の事件）今回、起こす必要あったのか。と言いたくなる。・・・なんでアンタラそのキャラでヤーさんやってるの。バモさん何者？いや、事件やトリックと関係ないところで引っ掛かるとこあるけど、今後への布石や真相を踏まえたからこそラストが特に良いしクオリティーは高いんです。

2025/09/04

[よっち]

青崎高校の学園祭が開催され、冷堂紅葉と共にイベントを満喫する天内晴麻。しかし学校に乱入した無法者達に教頭が拉致監禁される非常事態が起きる第3弾。大混乱のさなか再び密室で殺害されてしまった冷堂に、この謎は解かない方が良いと告げる晴麻。晴麻と思わぬドキドキアクシデントに遭遇したり、宮川がライバル？と挙動不審になる冷堂が可愛かったですが、一方で次々と起きる事件の謎を解き明かしたり、カーチェイスを繰り広げたりとメリハリも効いていて、最後に気づいてしまった真相は何とも切なかったですね。番外編もなかなか良かったです。

2025/08/08

[真白優樹]

学園祭が開催される中、学園祭の時にしか入れぬ部屋にあると言うお宝を巡り様々な思惑が巡る今巻。―――秘めた宝が示すのは、あの日の事件に絡む組織の思惑。　学園祭の中、ヤクザの思惑に立ち向かう中で解かない方がいいという密室に紅葉が立ち向かう巻であり、その先に巨大な権力の影が見える巻である。あの日の事件がどんどんきな臭さを増していく中、晴麻の手元で揃い始める真実の欠片。果たして全てを繋げ解き明かした先に見える謎の答えとは。そして巨大な権力に立ち向かう力は、果たして何処にあるのか。 次巻も勿論楽しみである。

2025/08/12

[ほたる]

お宝を巡って学園祭の喧騒の最中に事件は起こる。シリーズならではの謎の作り方はこれまで同様に健在。ここまできてしまうとあることが足枷になっていて、それでいいのかと思うところもあるが、どうやらそう単純ではなさそうな感じもするので続きも期待。

2025/08/12