出版社内容情報
生きづらさがラクになる「人生の真理」
「もっと認められたい」
「もっと高く評価されたい」
「もっとすごいと思われたい」
これまでの社会は「そのままではいけない」という選択肢しかありませんでした。
自分を変えることが当たり前であり、変わることこそが価値だとされてきました。
しかし、「もっと」を追い求めたところで、本当に幸せになれるのでしょうか。
この本を読めば「ありのままの自分」で幸せになれる扉が開きます。
教えてくれるのは、東洋の哲人たち。
東洋哲学の中心は「どうすれば人は幸せに生きられるのか」という問いでした。
そして2500年以上も前から、「そのままでいいんだよ」と教え続けてくれています。
私たちは「変わらなければ」と思いがちですが、無理をしなくてもすでに「足りている」。
そう教えてくれるのが東洋哲学なのです。
もし「このままの自分ではダメなのではないか」と思っているなら、
その考えを少しだけ脇に置いて、10人の哲人たちの声に耳を傾けてみてください。
【目次】
序章 東洋哲学とはそもそも何か?
1章 落ち込まなくていいよ、すべては想定内だから―― ブッダ
2章 執着しなくていいよ、すべては一夜の宿だから―― 龍樹
3章 嘆かなくていいよ、みんな異星人だから―― 世親
4章 イライラしなくていいよ、すべて的外れだから―― 達磨
5章 数を追わなくていいよ、もうすでに足りているから―― 老子
6章 比べなくていいよ、すべては夢だから―― 荘子
7章 やり返さなくていいよ、自分に返ってくるから―― 法然
8章 恨まなくていいよ、みんな悪人だから―― 親鸞
9章 無理しなくていいよ、自分の幸せも大事だから―― 蓮如
10章 気にしなくていいよ、「評価」は相手の都合だから―― 一休