出版社内容情報
この1冊が、一生の糧になる。
真のプロフェッショナルへと導く、キャリアアップの羅針盤。
★デロイトで人材育成講師も務める現役の戦略コンサルタントが、若手のためのサバイバルスキルをはじめて体系化!
★「Up or Out(昇進するか、辞めるか)」の世界で生き残るための要所が、1枚の「キャリア登山MAP」で一望できる
★スタッフ時代に身につけるべきスキルを体系化した、フルカラー書き込み式「ACEモデル」つき
今、コンサルタント一人ひとりの「存在価値」が問い直されている。
クライアントのニーズはかつてなく高まり、業界に参入するコンサルタントは増え、生成AIの発展はコンサル業務の一部を置き換えようともしている。
しかしそれは、「真のプロフェッショナル」へと進化を遂げるチャンスでもある。
この激動の時代を勝ち抜き、自らの価値をさらに高めるには何が必要なのか?
本書では、デロイト トーマツの戦略コンサルタントとして、最高評価を4年連続で獲得、超速でディレクターに昇進し、現在はグループ全社の新卒・中途採用人材の育成講師としても活躍する著者が、若手コンサルタントに必要なスキルのすべてを体系化!
入社3年目までに身につけるべきノウハウを「7つの要所」としてまとめた。
さらに読者のキャリアアップ戦略を実現させるために、書き込んで使える「ACEモデル」を収録した、超・実践的な1冊である。
【目次】
【目次】
はじめに――僕らの現在地、そこからどこへと向かうのか
●第Ⅰ部「己を固める」
第1章 思考の「密林」“道なき道を自ら考え切り拓くこと”
・戦略的思考の「基本モデル」
・コンサルタントが持つ「理解力」の正体
・コンサルタントの存在意義を決める「仮説」の作り方
・価値の源泉を生み出すための「問いを立てる力」
・単なる一般論を超えた「示唆」の導き出し方
第2章 コンサルワークの「急流」“作業に流されるか、自ら流れを作るか”
・新規プロジェクトへのキャッチアップ術
・プロジェクトに立ち向かうためのインプット術、あるいは“頭作り”
・自分で流れを作るためのタスク設計術
・最短距離で最高のアウトプットを出す「資料作成の黄金ステップ」
・ストーリー作りの壁をどう乗り越えるか
・相手に刺さる資料をいかに作成するか
・タスクに溺れないためのマネジメント法
第3章 マインドセットの「洞窟」 “己を知ることなしに外へ出ることなかれ”
・「正しい自己認識」が成長を決める
・ブレないためのセルフコントロール術
・〈受動的成長〉から〈能動的成長〉へ
・苛烈なコンサルティングワーク、不安にどう対処するか
・ただ戦うだけではいけない、持続させるための「回復力」
・他人とは戦わず、自分とだけ競う
・経営コンサルタントとしてのプロフェッショナリズム
●第Ⅱ部「力をつなげる」
第4章 チーム連携の「裂け目」“個人の溝を越え、面で価値を生み出す”
・「点」の価値創出から「面」の価値創出へ
・新しいチームを結束させる「チームビルディング術」
・チームの動きを一体にする「タスク連携の進め方」
・チームディスカッションをいかに実り豊かにするか
・下位メンバーがついたときに持つべき心構え
第5章 上司連携の「峠」“難所をともに乗り越えるよきシェルパとして”
・プロジェクトマネージャーの力を自分に組み込む
・上位者との信頼関係を築きともに難所を越える
・上位者に響く「指示の受け止め方」
・手戻りをなくす「レビューの活かし方」
・上位者からのフィードバックで自分の限界を引き上げる
・昇格に向けて上位者と行うべきコミュニケーションとは
・上位者を師とし、自分の力に取り込むこと
第6章 クライアントフェイシングの「断崖」“ここで滑り落ちればすべて水の泡”
・クライアントミーティングに臨む心構え
・クライアント会議は「準備が8割」
・メッセージを届けるための「プレゼンテーションの要所」
・価値を深める「クライアントディスカッションへの臨み方」
・会議を締めくくるラップアップの作法
・クライアントに対する自分の「存在感」を高める
終章 自己