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出版社内容情報
電子限定で配信された15.5巻、16.5巻、17.5巻を一冊に収録した「電子限定版収録文庫」付き特装版!
<あらすじ>
「私は絶対に認めたくありません」
プロ編入試験の是非を問う臨時棋士総会が開催され、あいの前に最強の試験官が名乗りを上げた。
一方その頃、竜王防衛戦のため海を渡った八一に『谷間の世代』と呼ばれた伏兵たちが襲いかかる!
「始めようか? 居飛車と振り飛車の最終戦争を……!」
将棋二大戦法がその存続を懸けて激突する時、棋士たちもまた己の存在意義を求めて泥臭く足掻く。
序盤、中盤、終盤どこを読んでも熱い対局の連続! 全ての駒たちが躍動する本編最終巻!!
「九頭竜八一……先生。わたしをまた――――に、してくれますか?」
空前絶後の将棋ラノベ、遂に終局。
<特装版内容>
・りゅうおうのおしごと!20
・りゅうおうのおしごと! 電子限定版収録文庫(※)
※電子限定版収録文庫には電子限定で配信された15.5巻、16.5巻、17.5巻を書籍化して収録
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へい
4
電子限定版の感想はその巻ごとに。ここでは本編を。ラブコメ要素で言えば、他にも素晴らしいラノベ作品はあったので、そこまでずば抜けてはいないけれど、ストーリーの構想などで戦略勝ちを感じた。将棋を題材にした作品に相応しいものだったと思う。白鳥先生が書きたかった理想のラストというのが私がこうだったらいいなと思っていたものがちゃんとさらにブラッシュアップされた形で提示してくれてよかった。この形式はサラバ直木賞の選評の時の宮城谷先生なら批判されただろうがお祭りなので問題なし。あいちゃんと八一は意地張らないでと思った。2025/07/18
niz001
3
本編完結、お疲れさまでした。大団円、綺麗な終わりだとは思う。だけれどもおっさん的にはオールスター登場は『誰やっけ、コイツ?』となるんで気がそがれる、おかげで久しぶりに一気読みできず。2025/07/26
アオイ模型店
1
シリーズ最終巻。女子プロが誕生しなかった事以外は、ほぼ現実に追いつき、追い越されしてしまいましたね(苦笑) 全員収まるべきところに収まったという感じですが、桂香さんは、まさに名前とおり「金に成る」大番狂わせ。鏡州さん、彼女田舎に置いてきちゃったのかな? 完全版では電書だけで発売された外伝を収録。銀子ちゃん視点だとめっちゃデレてるのにロリ王が朴念仁過ぎて全部ツンにしか見えていなかった事実が発覚(笑)それにしても、後半は全てロリ王兄の手のひらの上だったとはなぁ…2025/08/04