SB新書<br> 死が怖い人へ

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死が怖い人へ

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815626495
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0295

出版社内容情報

小説家であり、また医師でもある著者は、これまでにも『日本人の死に時』『人間の死に方』『人はどう死ぬのか』など、死をテーマに著述を発表してきた。
医師として、ひとりの人間として、数々の死を看取ってきた著者の集大成として、本書はある。
死が怖い人へ、かつて死が怖かった人へ、身近な人の最期に悲しむ人へ、迫る自分の死を考える人へ。
すべての人に贈る、死生観の教科書。

読めば死が怖くなくなる。
死とは何か、その恐怖とは何かを考え、その克服法を考える。

内容説明

だれにでもいつか必ず訪れる、死。忘れている間は怖くないが、ずっと死を忘れているわけにもいかない。人間には動物にはない「死への恐怖」がある代わり、それを克服するための理性と知力もある。死の恐怖は、どうしようもできない本能ではない。死に備え、人生を楽しむためにも、死の恐怖は克服したほうがいい。かつては自身も死を恐れ、多くの死生を見つめてきた医師兼作家が、克服と解放の道を探る。

目次

第一章 死の恐怖とは何か
第二章 医者は死をどう考えているのか
第三章 死を恐れない人々
第四章 死を全否定する人々
第五章 生とは何か
第六章 死後の世界があるとすれば
第七章 死を明るく見つめてみよう
第八章 死の恐怖の乗り越え方
第九章 幸福な死とは

著者等紹介

久坂部羊[クサカベヨウ]
1955年大阪府生まれ。小説家・医師。大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部附属病院にて外科および麻酔科を研修。その後、大阪府立成人病センター(当時)で麻酔科、神戸掖済会病院で一般外科、在外公館で医務官として勤務。同人誌「VIKING」での活動を経て、2003年『廃用身』で作家デビュー。2014年『悪医』で第3回日本医療小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みこ

24
医師でもある著者が多くの死を経験したうえで現代における死について語る。決して長生き=幸せとは限らない。死を遠ざけるために健康であることを意識するのは良いことだが、決して死は避けられるものではない。それなのにあまりに死を忌避し、ないことのように扱うせいで、死を避けられるものと錯覚してしまうことがある。足るを知り、自分はこれだけのことをしたのだから満足と言えるよう一日一日を悔いのないよう過ごしていきたい。2025/04/06

うさうさ

13
著者の本は小説も含めて全部読んでいるので、老いることや死ぬことについての考え方が一貫しているのがよくわかる。 著者が診てきた患者の事例が、あの小説の設定と同じだなとニンマリしたり。 いろいろ書いてるけど、「人生はテーマパーク」の例えが分かりやすい。2025/04/13

coldsurgeon

9
仕事上、死に関して考えたこと、思ったこと、は多々ある。来世を思い描いたこともあるけれど、今は、ただ空想のものであると思い、その存在を意識することはない。著者が記すように、多くの死を診てきたためだろうか、自分自身の死を受け入れる気にはなっている。良寛が残した「死ぬ時節には死ぬがよく候」を心に刻んで、今の時を楽しむのが、死を怖いと思う気持ちを和らげるのではないか。「memento mori,carpe diem」2025/02/28

みじんこ

7
死について考えるための様々な視点が延命治療の問題点等も含めて述べられている。「ふつうであることの幸運」は普通に生きられなかった人たちのことを思うと大切である。水木しげるの漫画のたとえと著者のテーマパークのたとえはイメージしやすく、閉園が絶対避けられないなら確かに時間内にたくさん遊んだ方が得だと思える。メメント・モリの考え方を取り入れるとより今を生きようと思える。死後の世界についてのよくあるイメージも述べられているが、言われてみれば味気ないし問題もあるかもと思えてしまった。著者の他の本も読んでみたい。2025/04/30

らる

5
死は特別なものではなく自然な営み/存在への執着はDNAによる幻想なのではないか/医療現場では、延命治療風の「儀式」が行われている。延命治療は患者より遺族へのパフォーマンスとして行われがち。死に対して医者は無力/理想の死は自然で穏やかな最期/生は一度きりの遊園地。閉園することに抵抗せず(下手に延命せず)に全力で遊び尽くせ/死を恐れず今を大切に/“メメント・モリ”=死を思い、今を生きる教訓/幸福な死を迎えるためには、病院にいかない、という選択肢もありうる2025/03/22

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