SB新書<br> 世界戦争論―次の大戦争をどう防ぐか

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世界戦争論―次の大戦争をどう防ぐか

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  • サイズ 新書判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815626280
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0231

出版社内容情報

戦争は始めるより、終わらせる方が難しい。

小泉悠氏推薦!
「国防政策のプロが解説する「軍事の面から見た国際政治の読み方」。なんとなく戦争が不安という人も、専門的に学んでみたいという人も。」

ウクライナ戦争、イラン侵攻、台湾有事…
そして、日本が直面する課題とは。

なぜ、いかにして戦争は始まるのか?
どうすれば防ぐことができるのか?

「力こそ正義」の時代へ逆流する世界で、メディアで絶大な人気を誇る軍事研究者が、防衛省の第一線で戦況を見てきた経験をもとに、「次の戦争」を始めないための条件を問う。混迷する世界秩序を見通すための、待望の書き下ろし。戦争の見方が変わる「危機の時代」の必読書 。


【目次】

【本書の構成】
はじめに

▼第Ⅰ部 世界戦争への入口――戦争という選択の論理と錯誤
第1章 二重の愚行としての戦争
1 世界の構造は戦争によって変わる
2 戦争の目的は達成できないことが多い
3 なぜ戦争目的を達成するのは難しいのか

第2章 現代の戦争を捉える視点
1 「三位一体」の戦争観:政府・軍隊・民衆
2 現代の戦争を考える
3 現代の戦争――「戦う意志」を巡る総力戦

第3章 なぜ戦争は始まるのか
1 「人間」なのか、「国家」なのか、「システム」なのか
2 抑止の成功と失敗
3 安全保障のジレンマを巡る問題

▼第Ⅱ部 世界戦争はいかにして始まったのか
第4章 第一次世界大戦――誰も望まなかった大戦争
1 最初の世界戦争
2 第一次世界大戦の展開
3 第一次世界大戦はなぜ始まったのか
4 第一次世界大戦勃発のもう1つの決め手――軍事至上主義となったドイツの戦略

第5章 第二次世界大戦――暴走する国内政治
1 第一次世界大戦後の国際政治
2 ヨーロッパにおける第二次世界大戦の展開
3 ヨーロッパにおける第二次世界大戦はなぜ始まったのか
4 アジアにおける第二次世界大戦の展開
5 アジアにおける第二次世界大戦はなぜ戦争を始めたのか

第6章 冷戦――起こらなかった世界戦争
1 「冷戦」とは何だったのか
2 冷戦の展開
3 冷戦期に戦争が「起こらなかった」理由を考える

▼第Ⅲ部 この世界はどこへ向かうのか――冷戦後の戦争
第7章 アメリカはどこへ向かうのか――「大国間競争」の復活
1 冷戦の勝利と米国主導型世界秩序の形成
2 「冷戦後」におけるアメリカの戦争
3 米国はなぜ戦ったのか
4 第二期トランプ政権と戦争

第8章 ロシアはどこへ向かうのか――「終わらない戦争」のゆくえ
1 冷戦後の米露関係
2 国際政治の構造変化――ロシアにとっての「機会の窓」
3 ロシア・ウクライナ戦争の今後の展望

終 章 「次の戦争」を防ぐために――現代日本の難題
1 大戦争はどのように起こってきたか
2 台湾海峡有事が始まるシナリオとは?
3 「次の戦争」を防ぐ方法はあるのか

おわりに
巻末注

内容説明

ウクライナ戦争、イラン侵攻、台湾有事…。なぜ、いかにして戦争は始まるのか。どうすれば防ぐことができるのか。そして、日本が直面する課題とは。「力こそ正義」の時代へ逆流する世界で、メディアで絶大な人気を誇る軍事研究者が、防衛省の第一線で戦況を見てきた経験をもとに、「次の戦争」を始めないための条件を問う。混迷する世界秩序を見通す、待望の書き下ろし。

目次

第1部 世界戦争への入口―戦争という選択の論理と錯誤(二重の愚行としての戦争;現代の戦争を捉える視点;戦争はなぜ始まるのか)
第2部 世界戦争はいかにして始まったのか(第一次世界大戦―誰も望まなかった大戦争;第二次世界大戦―わずか20年後の大戦争;冷戦―起こらなかった世界戦争)
第3部 この世界はどこへ向かうのか―冷戦後の戦争(アメリカはどこへ向かうのか―「大国間競争」の復活;ロシアはどこへ向かうのか―「終わらない戦争」のゆくえ;次の戦争を防ぐために―現代日本の難題)

著者等紹介

高橋杉雄[タカハシスギオ]
1972年、神奈川県生まれ。防衛省防衛研究所上席研究官。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了、ジョージワシントン大学コロンビアンスクール修士課程修了。専門は国際安全保障論、現代軍事戦略論、日米関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

バルジ

4
「戦争」はいかに開かれ、いかに避けられてきたかを論ずる良書。戦争開戦原因を3つの要因①人間②国家③システムから規定するとともに、安全保障のジレンマ・同盟のジレンマという視座を導入し歴史上の「戦争」について考察する。本書では第一次・第二次世界大戦、冷戦という3つの事例から上記の視座を加味して開戦原因と非戦原因を論ずる。面白いのはそれぞれの戦争では全く開戦要因が異なり、戦争に至る道は一つではないという点。外交が機能しない事例もあれば機能した故の開戦もある。全てを論ずるワイルドカードは「戦争」にはないのである。2026/09/18

YS-56

1
戦争を始めさせないために。何を学び、何を備えるか、歴史を参考に考え続けたいものです。2026/09/22

Kiyose

0
過去の2つの世界大戦が何故始まったのか(何故抑止が機能しなかったのか)。その後の米ソの冷戦は何故世界大戦にならなかったのか。など過去の大戦の始まりから、戦争を防ぐには何が必要なのかという考え方を提供してくれる書籍。 個人的には、19世紀の世界大戦が勃発するまでの経緯、各国の行動をあらためて概観できた点。 現在の日本の軍備増強が、安全保障のジレンマを引き起こす可能性が低いと専門家の方が何故考えるのかという論理がわかった点。の2つは有用でした。 2026/09/30

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