出版社内容情報
・イスラエルとパレスチナが対立している理由は?
・ロシアはなぜ、ウクライナを侵略したのか?
・第三次世界大戦は起きるのか?
・台湾有事、その時日本は?
すべての「答え」は歴史にある。
国際政治学者、舛添要一が教える、学校では教えてくれない、「世界を読み解く」現代史!
内容説明
国際ニュースの「?」は、現代史で読み解ける!イスラエル・ハマス戦争、ウクライナ戦争、世界インフレ、米中衝突…。世界中で現在起こっている出来事、そして、これから起こる出来事の背景には何があるのか?「現代史」を知れば、「答え」がすべてわかる。国際政治学者・舛添要一が教える、世界の「今」を理解するための現代史!
目次
第1章 ハマスはなぜイスラエルを攻撃したのか
第2章 ロシアはなぜウクライナを侵略したのか
第3章 第三次世界大戦、核戦争は起きるのか
第4章 日本経済は再生できるのか
第5章 中国は世界一の大国になるのか
第6章 民主主義は「幻想」にすぎないのか
著者等紹介
舛添要一[マスゾエヨウイチ]
国際政治学者、前東京都知事。1948年、福岡県生まれ。1971年、東京大学法学部政治学科卒業。パリ、ジュネーブ、ミュンヘンでヨーロッパ外交史を研究。東京大学教養学部政治学助教授を経て政界へ。2001年参議院議員(自民党)に初当選後、厚生労働大臣(安倍内閣、福田内閣、麻生内閣)、東京都知事を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みじんこ
3
世界史の教科書のやや記述が詳しい版に著者の考察・当時の体験が少し書かれているような印象。現在の世界情勢の原因を、それ以前の現代史を学ぶことで理解することができる。米国は中東でもロシアへの扱い(NATOの東方拡大について)でも結果的に政策を誤った部分があると思わされ、また個人的になんとなくの理解だった事象を学び直す機会にもなった。「自由な社会の敵」として共産主義等の他に感染症も取り上げているのは納得の視点だった。中国の分もあるだろうが、世界の民主主義国の人口より権威主義国の人口の方が圧倒的に多いのは驚き。2024/03/15
riow
0
今起きている出来事の理由を簡潔に無駄なく説明してくれる。しかも戦争、経済、未来予測まで幅広い。筆者の職歴から関わった事も細部に書かれていてリアリティがある。ロシアのNATOが東方進出してくる恐怖はキューバ危機でのアメリカの緊張と同等という事には納得。NATO拡大しない約束を反故にしたのはアメリカ。いじめているのはどちらなのか?中国とアメリカも危険な国は考えてしまう。 2024/04/09