出版社内容情報
【内容】
もっと、あなたにわかってほしい。聞いてほしい。
本書は、「こころのつながりの不全」を感じている方々のために、具体的な対処法を示す本です。
「もっとしっかり、つながりたい」
「もっと話を聞いてほしい」
「わかってほしい」
そんな気持ちを叶えるための具体的な対処法を示した本です。
また同時に、周囲にいるほかの人が、その気持ちに応えるために、「もっとうまく話を聞ける人間になりたい」「もっと気持ちをわかりたい」そのためにはどうすればいいか、その技術を具体的に示した本です。
「話を聞く技術」や「傾聴」については、これまでにも多くの本が出されてきました。
それらの多くは、「話を聞く側」がスキルフルで有能であることに力点が置かれていたように思います。
しかし、いくら「聞く側」が有能で技術に長けていても、「話す側」「聞いてもらう側」にまったく意欲がなければ、それはよい結果にはつながりません。
「聞く―聞いてもらう」「わかる―わかってもらう」関係は、本来二人でつくり上げていくものです。
(「はじめに」より)
プロカウンセラーが語る「深く聴くコツ 聞いてもらうコツ」。
人から話を聞いてもらえる・打ち明けてもらえるのは、才能や性格で決まるのではない。
相手の話を聞く(打ち明けてもらえる)ことも聞いてもらえることも、今からいくらでも学び、伸ばすことのできる技術なのだ。
相手を動かしたい、信頼を得たい、やる気を引き出したい。そんなときに効果的なセリフや行動を、豊富な例で指南する。
本書では、聴くことから話すことまで、臨床経験30年以上の技術を1冊にまとめました。
内容説明
「聞けていない」「勘違いされている」会話のズレを修正するために。「聞く技術」や「傾聴」については、たくさんの既刊がありますが、その多くは「話を聞く側」がスキルフルで有能であることに力点が置かれています。しかし、いくら「聞く側」が有能で技術に長けていても、「聞いてもらう側」に意欲がなければ、よい結果にはつながりません。本書では、「聞く―聞いてもらう」「わかる―わかってもらう」関係を二人でつくり上げていくための技術を具体的に示していきます。
目次
第1部 聞く技術とわかってもらう技術、その大原則(聞く技術 初級編;わかってもらう技術 初級編;聞く技術 中級編;わかってもらう技術 中級編)
第2部 大切な人との関係を壊す会話、改善する会話 実践編(夫婦の会話のNG例と改善例;親子の会話のNG例と改善例;上司と部下の会話のNG例と改善例;友達・恋人の会話のNG例と改善例;教師と生徒・保護者の会話のNG例と改善例)
第3部 上級編 「ほんものの傾聴」を身につける
最終章 傾聴についてさらに理解を深める
著者等紹介
諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
1963年、福岡県生まれ。筑波大学人間学類、同大学院博士課程修了。千葉大学教育学部講師、助教授を経て、明治大学文学部教授。教育学博士。臨床心理士、公認心理師、カウンセリング心理士スーパーバイザー、上級教育カウンセラーなどの資格を持つ。日本トランスパーソナル学会会長、日本カウンセリング学会常任理事、日本教育カウンセラー協会理事、「教師を支える会」代表。気づきと学びの心理学研究会アウエアネス主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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