出版社内容情報
■経営学を48フレーズで一気に駆け抜ける!
1.戦略 “戦略とは捨てることなり。”
13. リーン・スタートアップ “Just Do It! が会社をつぶす。”
17. ニーズ調査とシーズ調査 “聴いてダメなら、行って、見ろ。”
21. マーケティング・ミックス “4Pに突っ込む前に、まずはバリュー。”
43. 費用 “キミは固定費か変動費か。”
経営学とは「経営者が学ぶべきことの集合体」。
その範囲はあまりにも広く、かつ多くの人には実体験がありません。
だから、「よし、経営学を勉強するぞ!」と意気込んだビジネスパーソンの多くが、
「時間をかけて学んだのに、なにも頭に残らなかった」
「結局、経営学ってなに?」
「フレームワークだらけで、大混乱!」
という結果で終わってしまう、初学者にとって「タイパ*最悪」のテーマなのです。(*「コストパフォーマンス」の時間版。時間対効果のこと。)
本書は、そうした経営学の「常識」を打ち破るために生まれました。
その名も『1フレーズ経営学』――。
読んでも頭に残らない無機質なナレッジは捨てて、本当に差がつくところだけを「1フレーズ」に凝縮。MBA2年間の経営学を48フレーズで一気に駆け抜けます!
■本書の「タイパ戦略」
①インプット(投入時間)の最小化
この本でカバーする領域は事業レベルの基礎系中心。事業部長以下には求められない全社レベル、応用系の項目は捨てる。読んでも頭に残らない無機質で説明的な文章は極力減らす。
②アウトプット(知識定着)の最大化
複雑な概念は図にして一目でわかるようにし、各項目の本質や洞察は印象的な「1フレーズ」でしっかり頭に残す。楽しみながら読めるよう歴史的背景や面白い事例を豊富に取り入れる。
内容説明
1晩でビジネスの見え方が変わる!「タイパ」最強の経営学入門。MBA2年間の講義を48フレーズで一気に駆け抜ける!1晩で読めて忘れない。
目次
1章 経営戦略 事業の方針を示す(戦略とは1:目的と資源集中;戦略とは2:戦場(ドメイン) ほか)
2章 マーケティング 商品と売り方のデザイン(マーケティングとは;R:ニーズ調査とシーズ調査 ほか)
3章 オペレーション 企業の主活動(オペレーションとは;SCM;CRM;R&D;業務改善:QC、TQC、5S;業務改革:BPR、ベンチマーキング)
4章 人・組織 最強のリソース(人(HRM)とは
リーダーシップ1(カリスマ型、サーバント型) ほか)
5章 会計・財務 すべてをお金で測り回す(会計・財務とは;費用:固定費、変動費、サービス化、シェアリング ほか)
著者等紹介
三谷宏治[ミタニコウジ]
1964年大阪生まれ、福井で育つ。東京大学理学部物理学科卒業後、BCG、アクセンチュアで19年半、経営コンサルタントとして働く。92年INSEAD MBA修了。2003年から06年アクセンチュア戦略グループ統括。2006年からは子ども・親・教員向けの教育活動に注力。現在は大学教授、著述家、講義・講演者として全国をとびまわる。KIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院教授の他、早稲田大学ビジネススクール・女子栄養大学客員教授、前田工繊社外取締役、放課後NPOアフタースクール・NPO法人3keys理事を務める。『経営戦略全史』(2013)はビジネス書アワード2冠を獲得。永平寺町ふるさと大使。3人娘の父(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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