SB新書<br> 知的障害と発達障害の子どもたち

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SB新書
知的障害と発達障害の子どもたち

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815621636
  • NDC分類 369.49
  • Cコード C0237

出版社内容情報

著者のSB新書『自閉症スペクトラム』『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』『子どもの発達障害』『学校の中の発達障害』は、累計25万部突破!

●今回のテーマは「知的障害×発達障害」。これは、最新のDSM-5(米国精神医学会の精神疾患の診断分類)では「神経発達症」と定義づけられているもの
・この2つの障害が重なり合うことで、どんな特性が生まれるのか?
・早期に発見・支援することで、どんな大人になっていくのか?
・今、注目を集める「境界知能」についても言及していく

内容説明

「早く」気づいて「ゆっくり」育てる。この本では、「知的障害とは何か」「発達障害と知的障害の関連」「知的障害の子をどう育てていけばいいか」を解説しています。知的障害の支援において「早く」と「ゆっくり」はどちらも重要です。このことの意味を、みなさんも一冊を通して実感してほしいと思います。主には知的障害(気づかれにくい軽度知的障害、境界知能)の話をしますが、発達障害とも関連する内容です。2つの障害のことを知りたい方は、ぜひご一読ください。

目次

第1章 どうして「早く」支援するのか?
第2章 知的障害・発達障害の基本を知る
第3章 知的障害は「ゆっくり」
第4章 「ゆっくり」にみえない子どもたち
第5章 「ゆっくり」な子どもの育て方
第6章 「ゆっくり」な子どもの進路選択

著者等紹介

本田秀夫[ホンダヒデオ]
信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授・同附属病院子どものこころ診療部部長。長野県発達障がい情報・支援センターセンター長。特定非営利活動法人ネスト・ジャパン代表理事。精神科医。医学博士。1988年、東京大学医学部医学科を卒業。東京大学医学部附属病院、国立精神・神経センター武蔵病院を経て、1991年から横浜市総合リハビリテーションセンターで20年にわたり発達障害の臨床と研究に従事。2011年、山梨県立こころの発達総合支援センターの初代所長に就任。2023年より長野県発達障がい情報・支援センターセンター長。発達障害に関する学術論文多数。日本自閉症スペクトラム学会会長、日本児童青年精神医学会理事、日本自閉症協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆいまある

68
発達障害支援の第一人者である本田先生。元々は知的障害を診ていた。爆発的に発達障害が発見され、取り残されがちになっているが、支援の要る知的障害、境界知能、発達障害の子供はおよそ1割に登る。出来ることなら早めに気がついて、ゆっくり育てましょうという一般書。そうすることで二次障害の発生を抑えることが出来る。沢山の情報を専門用語交えながらぎっちり羅列しているので内容は頭に入りにくい。というか私にとって当たり前だが目新しい情報が少ないせいもあり印象に残るところが少なかった。【KU】2025/10/22

niisun

41
本田先生の発達障害に関する本は4冊目。相変わらず、とても解りやすい語り口で、障害のある子どもたちやその親に寄り添う内容でした。内容的には近年注目度が高まる“発達障害”ではなく、忘れられがちな“知的障害”に焦点を当てています。“早期に”支援を受け始めることと、“ゆっくり”特性を見極めつつ寄り添いながら支援することが大切。うちは2歳から様々な窓口に相談してきたので“早期に”は大丈夫かなと思いますが、“ゆっくり”がなかなか難しい。今年は、普通級の授業の進度を気にすることはやめるのが自身に科している課題です。2024/04/18

呼戯人

15
本田さんの本は二冊目。この本は、発達障がいと併発しやすい知的障害についても詳しい説明を加えて、障がいを抱えた子どもたちをどう育てるかという問題を優しく解説している。本田さんの言いたいことは、「早期発見」と「ゆっくり育てる」の2点。乳幼児期の早い段階で障がいに気づき、それを様々な支援につなげ、ゆっくり安全安心を核にして子どもを守り育てる方法について説明している。無用な競争を避け、子どものペースで自己決定力と相談力を伸ばして自立につなげて行くそういう方針に深く納得した。2024/04/22

崩紫サロメ

14
知的障害と発達障害を縦軸と横軸の二つの軸に捉えて子どもを理解し、その特性に「早く」気付いて「ゆっくり」育てていくことを説く。本来、発達障害も知的障害自体が情緒を不安定にするものではない。しかし、周囲との摩擦により「二次障害」として情緒不安定になってしまうことが多く見られる。そうならないために早く特性を知り、対応する必要がある。それは子どもに無理な頑張りを強いるのではなく、「1〜2回教えたら定着すること」「一人で何もかもやろうとしないこと」を教えるなど、本人の特性に合わせて自己肯定感を持たせることを目指す。2025/09/02

みなみ

11
本文にある通り昨今では発達障害がクローズアップされがちだが、知的障害との関連で勉強になった。知的障害がある児童にはその子の成長ペースがあって、所謂普通級の子どもには追いつけない。だから逆算して目標を定めるのが良くて、頑張れば追いつける!みたいなのはストレス負荷が高くなってしまう。ある種の諦めが必要なのだが、そもそも自分な子どもに障害があると受容するところから難しい場合があるだろう……とくに日本社会は均質なので枠から外れると困難であるわけだし。KindleUnlimitedで読了。2025/07/15

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