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出版社内容情報
やがて、二人の哀が愛へと変わる。
恋をした人が兄の婚約者だった高校生と、婚約者の弟に愛した人の面影を重ねてしまう女性。
お互いにダメだとわかっていても惹かれずにはいられない――そんな二人が葛藤を抱えながらも幸せへと辿り着く、ハッピーエンドが約束された純愛物語。
高校生の七瀬稔は、兄・七瀬健と兄の婚約者・美留街志穂の結婚を機に三人で一緒に暮らす予定だった。だが新生活を控えたある日、健が病にて帰らぬ人となってしまう。
志穂から『これからは私が面倒を見る』と押し切られ、稔と志穂は一緒に暮らすことに。
こうして兄の婚約者と婚約者の弟が一つ屋根の下、二人きりの生活が始まった。
ある日、稔は兄の遺品整理をしている最中に一冊のノートを見つける。
そこには健の「夢」(※子ども食堂)と、病気になったことで夢のまま終わってしまうことへの複雑な想いが記されていた。稔は亡き兄の夢と想いを知り代わりに叶ようと決意し、志穂もまた夢を叶えようと頑張る稔を支えようとする。
志穂の包み込むような優しさのおかげで次第に兄を失った悲しみは癒えていき、やがて稔の胸にとある『想い』が芽生えてしまう。だがそれは稔だけではなく、最愛の人を失った志穂もまた同じだった。
恋をした人が兄の婚約者だった高校生と、婚約者の弟に愛した人の面影を重ねてしまう女性。お互いにダメだとわかっていても惹かれずにはいられない――そんな二人が葛藤を抱えながらも幸せへと辿り着く、ハッピーエンドが約束された純愛物語。
内容説明
高校生の七瀬稔は、唯一の肉親である兄を亡くし、兄の婚約者だった女性・美留街志穂と一つ屋根の下で暮らすことになった。家族とも他人とも呼べない微妙な距離感の中、志穂の包み込むような優しさに触れ次第に悲しみが癒えていく稔。やがて稔の胸には絶対に抱いてはいけない「想い」が芽生えてしまうのだが、それは最愛の人を失った志穂もまた同じで…。お互いに「代わり」ではなく、唯一無二の人になるために―これは、いつか二人の哀が愛に変わる物語。兄の婚約者に恋した高校生と、婚約者の弟に愛した人の面影を重ねてしまう女性が、やがて幸せに至るまでの日々を綴った純愛物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芳樹
よっち
まっさん
真白優樹
れっちん
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