SB新書<br> 誰だって芸術家

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SB新書
誰だって芸術家

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815618704
  • NDC分類 704
  • Cコード C0270

出版社内容情報

芸術、即、人生。人生、即、芸術。

50年も前に書かれたはずなのに、今も新しい。
岡本太郎の芸術観・世界観・人生観がここにある。

誰にでも通じる、よりよく生きるための
「芸術家精神」を語った太郎の原稿を、
すでに絶版となっている本や、新聞連載としてのみ発表された
今ではなかなか読めない稀少なものを中心にまとめました。

推薦:山口一郎(サカナクション)
プロデュース・構成:平野暁臣(岡本太郎記念館館長)

内容説明

かならずしも自分で筆を握り絵具を塗ったり、楽器をいじったり、あるいは原稿用紙に字を書きなぐったりしなくても、十分に創造の場はある。創造するということは、なにかものをつくることばかりではない。生きがいをどのようにあふれさせるか、自分の充実した生命、エネルギーをどうやって表現していくか。それは実際の形、色、音にならなくても、心のなかですでに創作が行われているのだと考えていい。

目次

序章 そもそも芸術ってなんだ!?
第1章 道なき道をゆく人生こそが芸術だ
第2章 ほんとうの芸術家精神を持て
第3章 ただ衝動がある、手段はなんでもいい
第4章 つくらなくても芸術家だ!
第5章 人はどうして芸術に感動するのか?
第6章 伝統も創造も超えてゆけ
第7章 忘れたくない日本の芸術
第8章 私は挑んだ、さて君たちは?

著者等紹介

岡本太郎[オカモトタロウ]
1911~1996年。1929年に渡仏し、『アプストラクシオン・クレアシオン(抽象・創造)協会』に参加するなど、30年代のパリで前衛芸術運動に参画。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと行動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。50年代後半には日本各地を取材し、数多くの写真と論考を残した。70年大阪万博のテーマプロデューサーに就任。太陽の塔を制作し、国民的存在になる。96年に没した後も、若い世代に大きな影響を与え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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旅するランナー

204
あ~祭りだ、祭りだ、祭りだ、芸術祭り~。生きる瞬間、瞬間に絶望がある。誰でも絶望をマイナスに考えるが、逆に猛烈なプラスに転換しなければならない。絶望こそ孤独の中の、人間的祭りである。私は絶望を新しい色で塗り、切り拓いていく。絶望を彩ること、それが芸術だ。読書にしても、人間的変貌、世界観の確立という、自分にとって新しい世界を造り上げる前提がなければならない。と、太郎先生はのたまう。創造とは何かを思いっきり教えられます。2023/12/11

ロビン

17
「芸術精神・芸術感覚をもって生きる」をテーマに、図書館で探索しない限り出会えない絶版本や新聞雑誌-美術手帳や北海道新聞ーへの投稿などのレアなテキストを中心にして編まれた岡本太郎の熱い芸術・人生論。「日常生活の惰性に埋没し、失われた人間の根本的感動をよびさまし、生命の充実感、生きがいを集団全体に与える。それが芸術家の役割だと思う」と語る太郎は、言葉の通りに全身全霊で社会とぶつかり、人々の魂を揺り動かしてきた。和辻哲郎だろうとルネサンス芸術だろうと、その権威に怯むことなくバサバサと斬っていくのも痛快だ。2023/02/07

roughfractus02

9
最近出版された著者の自己啓発的発言を選んだ本書は、20世紀を生きた著者の言葉を、「富と巨大な力を誇る大国だけが大きな顔をしている」「近代主義」を徹底したIT社会の現代と重ね、「挑む」対象がスマホやPCとオンラインし続ける自分であることを意識させる寓意的構成を採用したかのように読める。外と内の区別があった著者の時代と異なり、両者を媒介するデバイスがウェアラブルになる現代では、この区別がぼやけている。読者は、自分に「挑む」ことが外の世界に挑むと同義であることを、著者の言葉を通して示唆されるように思えてくる。2023/04/21

Hisashi Tokunaga

3
岡本太郎の書き記したものを、編者が埋もれたと思われる太郎言説を時代とテーマに区分けして新書版に再編集した一冊の様だ。太郎の作品が醸す違和感より言説となった文章は余程親近感の溢れた情熱の志が溢れかえる。思想家としての先見性には感服。時代の寵児だけに、彼が思う程に我々は付いていけない部分がある。でも、見直した。2023/05/13

ラベンダー

3
誰だって自分を形成する、自分の人生を創造する芸術家なのだ。名もない人々の、名もない暮らしの中にこそ、生きた芸術がある。生命の充実感、生きる喜びを感じよう! 上手く言えないけど、読んで良かったなと思えた一冊(^^)2023/02/12

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