出版社内容情報
危機意識が乏しい日本人こそ知るべき日本の「戦争力」
ロシアによるウクライナ侵攻により、軍事に無関心だといわれる日本人も、これまでになく国防意識が高まっている。中国が日本を侵略することはあるのか。北朝鮮からミサイルは飛んでくるのか。有事の際に問われるのは日本の「戦争力」である。単純な軍隊による戦力だけではない、地政学的な位置づけから防衛に関する政治力まで、国を守るべき「戦争力」をあらためて問う。
内容説明
ロシアのウクライナ侵攻により、軍事に無関心だといわれる日本人も、これまでになく国防意識が高まっている。中国が日本に侵攻することはあるのか。北朝鮮からミサイルは飛んでくるのか。有事の際に問われるのは日本の「戦争力」である。単純な軍隊による戦力だけではない、地政学的な位置づけから防衛に関する政治力まで、国を守るべき「戦争力」をあらためて問う。
目次
第1章 「ロシアによるウクライナ侵攻」のリアル―この戦争はいつまで続くのか(ソ連邦でロシアに次ぐ存在だったウクライナ;失敗国ウクライナとロシアのクリミア併合 ほか)
第2章 中国・台湾問題のリアル―軍事的合理性のない「台湾有事論」に踊らされるな(軍事的合理性のない「台湾有事論」;台湾に侵攻するには「海上輸送能力」が不可欠 ほか)
第3章 日米同盟のリアル―日本人の多くが知らない日米同盟の“真の姿”(同明を組むか、どの国とも組まないか;日本が同盟を組む相手はアメリカ以外になかった ほか)
終章 日本の未来を切り開くために(巨大災害や原発事故、感染症も平時の戦争だ;安全と繁栄を実現するための課題 ほか)
著者等紹介
小川和久[オガワカズヒサ]
軍事アナリスト。1945年12月、熊本県生まれ。陸上自衛隊生徒教育隊・航空学校修了。同志社大学神学部中退。地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。外交・安全保障・危機管理(防災、テロ対策、重要インフラ防護など)の分野で政府の政策立案に関わり、国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、日本紛争予防センター理事、総務省消防庁消防審議会委員、内閣官房危機管理研究会主査、隊友会本部理事などを歴任。小渕内閣では情報収集衛星とドクター・ヘリ実現に中心的役割を果たした。2012年4月から、静岡県立大学特任教授として静岡県の危機管理体制の改善に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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