SB新書<br> 犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

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犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815616533
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0237

出版社内容情報

「親のよかれ」は「子どもの呪い」になっているかも!
10,000人の犯罪者を心理分析してきた犯罪心理学の第一人者だからこそわかった
子どもの未来を照らす声かけ、子育ての教科書。

うちだけは絶対大丈夫、という家庭でこそ読んでほしい。
親のよかれが危険な声かけになっていないか検証し
学力・人間力ともに優れ自律した子どもを育てる方法とは?

たとえば……
「早くしなさい」ってつい言っていませんか?
子どもの時間感覚が育たず、進路や将来設計を考えるのが苦手な子に育ってしまいます。
「気をつけて!」ってすぐ注意していませんか?
危険や痛みを自分で知ってこそ、人の気持ちがわかる子に育ちます。

親のちょっとした意識改革で子育ては大きく変わります。
つい怒ってしまったらどうすればいい?子育て方針を途中で変更してもいいの?
手紙や模造紙でできる自律した子の育て方って?いろんな子育てを聞くけど結局どうすればいいの?

子育てに悩むすべての親を救う、人気教授の決定版・子育て論。

内容説明

1万人の犯罪者・非行少年を心理分析してわかったこと。それは、虐待や育児放棄、貧困といったわかりやすい問題だけが、犯罪や非行につながるのではない、ということ。実は、親がよかれと思って投げかけた言葉が「呪い」となって子どもを思わぬ方向に導いてしまう。子どもの可能性を潰さずに伸ばす子育ては、どのように実現できるのか。犯罪心理学者が解説する新・子育て論。犯罪者・非行少年の事例とともに紹介する。

目次

はじめに 法務省で出会った1万人の犯罪者たちに学んだこと
序章 「よかれと思って」は親の自己満足
第1章 「みんなと仲良く」が個性を破壊する
第2章 「早くしなさい」が先を読む力を破壊する
第3章 「頑張りなさい」が意欲を破壊する
第4章 「何度言ったらわかるの」が自己肯定感を破壊する
第5章 「勉強しなさい」が信頼関係を破壊する
第6章 「気をつけて!」が共感性を破壊する
終章 子どもを伸ばす親の愛情

著者等紹介

出口保行[デグチヤスユキ]
犯罪心理学者。1985年に東京学芸大学大学院教育学研究科発達心理学講座を修了し同年国家公務員上級心理職として法務省に入省。以後全国の少年鑑別所、刑務所、拘置所で犯罪者を心理学的に分析する資質鑑別に従事。心理分析した犯罪者は1万人を超える。その他、法務省矯正局、(財)矯正協会附属中央研究所出向、法務省法務大臣官房秘書課国際室勤務等を経て、2007年法務省法務総合研究所研究部室長研究官を最後に退官し、東京未来大学こども心理学部教授に着任。2013年からは同学部長を務める。現在、フジテレビ「全力!脱力タイムズ」にレギュラー出演しているほか、各局報道・情報番組において犯罪解説等を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

118
子育てに「これをやれば必ずうまくいく」という方法はなく、「これをやってしまうとだいたい問題が起きる」というものはある。それも親がよかれと思って言ったことが原因であることも多い。子どもはセンセーション・シーキングであり、事前予測能力が低く、自己肯定感が低く、共感性が低い場合に、犯罪に手を染めやすい。その対策には、親の考えを言うのではなく、本人に考えさせてあげること、内観療法や、ロールレタリングなどの方法がある。著者自身の娘との対処の仕方が素晴らしい。家族ごとの家庭内ブランディングが大事ということなのですね。2023/08/05

Kanonlicht

78
相談しやすい環境をつくる。なぜそれをする必要があるかをきちんと説明する。努力した過程を評価する。子どもへの接し方として書かれているけれど、そっくりそのまま職場における後輩社員に対する上司・先輩の理想的な態度にも当てはまる。裏を返せば、自分の価値観を押し付けず個人として尊重することが大人だけでなく子どもにとっても大切だということ。ロールレタリングという自己理解の方法があることをはじめて知った。やってみようかな。2023/10/05

本詠み人

72
「うちの子に限って大丈夫!」という家庭でこそ読んでほしい…1万人の犯罪者・非行少年の心理分析をした著者さんの言葉は重い。「良かれと思って」「みんなと仲良く」「早くしなさい」「頑張りなさい」「何度言ったらわかるの」等など…特別悪い言葉ではないと思われる言葉が、子どもへどのような影響があるのかが書かれている。それだけが問題なのではなく、そもそもの信頼関係があるか否かも問われるのだろう。子どもを悪くしようと思う親はいなくとも、子どもにどう聞こえるかは親として考えなくちゃいけなかったんだな…と、今更ながら反省💧2023/04/26

あっか

54
新刊。全力脱力タイムズでの出演が特に面白い出口先生、経歴もテレビ出演もすごいのに初著書とは意外!法務省心理職で22年間鑑別所や刑務所で勤務された知識と経験から語られる内容は出口先生ならでは、出口先生だからこそ語れる実例ばかりでとても参考になりました。…し、すごく分かりやすく読みやすく、子どもの頃を思い返してはそうそう、と納得したり、自分の子育てを省みたりもできました。本当に、子育てに正解はない。正解はないけどこれをやると問題大体問題が起きる、の実例がたくさん分かりました。出口家の模造紙会議がとっても素敵!2022/08/10

ちゅんさん

50
具体的な事例が分かりやすく説明されていて勉強になった。やっぱり一番大事なのは子どもと真剣に向き合うこと、小手先のテクニックではなく。こういう本を読んでいろいろわかった気になるのが一番こわいのでそれだけは忘れずにいたい。2023/03/06

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