出版社内容情報
「歴史探偵」が遺した珠玉のメッセージ
2021年1月、惜しまれつつもこの世を去った作家・半藤一利。
幕末・明治に始まったこの国の「近代化」への道のりは、「あの戦争」――第二次世界大戦への道のりでもありました。
終戦から77年を迎える今、令和の日本人が、過ちを繰り返さないために歴史から何を学ぶべきなのでしょうか?
数十冊もの著作たちのエッセンスを凝縮した、半藤史観の決定版!
内容説明
明治に幕を開けた「日本の近代化」の歴史は、そのまま「あの戦争」へ向かう歴史でもあった。終戦から77年。二度と過ちを繰り返さないために、私たちは歴史から何を学ぶべきか―作家・半藤一利の著作には、令和の日本人が心に刻みたい珠玉のメッセージが星の数ほど書き記されている。その180冊以上の著作のエッセンスを凝縮した決定版。
目次
第1章 日本人は、歴史から何を学ぶべきか(歴史は人間が作るもの;太平洋戦争ってナーニ? ほか)
第2章 幕末・明治日本と、戦争への道程(本当の薩英戦争;近代日本のスタートは外からもたらされた ほか)
第3章 「あの戦争」とは何だったのか(板垣征四郎・石原莞爾コンビが残した致命傷;たった一人の反乱 ほか)
第4章 私は歴史とともにいかに生きたか(「戦争ごっこ」の流行;壮大なフィクションの時代 ほか)
第5章 過ちを二度と繰り返さないために、知ってほしいこと(「なぜ、こんなことが?」;正義の戦争はありえない ほか)
著者等紹介
半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などを経て作家。著書に『日本のいちばん長い日』『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)など多数。『昭和史 1926‐1945』『昭和史戦後篇1945‐1989』(平凡社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。2021年1月12日、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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