ＧＡ文庫 マッチングアプリで出会った彼女は俺の教え子だった件

箕崎 准【著】

ＳＢクリエイティブ（2024/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 344p／高さ 15cm
• 商品コード 9784815615765
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

友人の結婚を機にマッチングアプリをはじめた高校教師・木崎修吾。
そんな彼は、ひょんな事からアプリでも指折りに人気（「いいね」の数が1000超え）な美少女「さくらん」と出会う。
というか彼女・咲来は――教え子（高校生）だった！？

「センセーはアプリ舐めすぎ！　しょうがないからセンセーがアプリでモテる方法、教えてあげる！」

咲来の危機を救い、そのお礼にとアプリで注目される秘訣を教わることになった修吾は、
理想の相手を捜し求め、マッチングアプリという戦場を邁進するのだが――！？

『ハンドレッド』シリーズの箕崎准が贈る、恋活指南＆ラブコメディ！！

内容説明

友人の結婚を機にマッチングアプリをはじめた高校教師・木崎修吾。そんな彼は、ひょんな事からアプリでも指折りに人気（「いいね！」の数が１０００超え）な美少女「さくらん」と出会う。というか彼女・咲来は―教え子（高校生）だった！？「センセーはアプリ舐めすぎ！しょうがないからアプリでモテる方法、教えてあげる！」咲来の危機を救い、そのお礼にとアプリで注目される秘訣を教わることになった修吾は、理想の相手を捜し求め、マッチングアプリという戦場を邁進するのだが―！？『ハンドレッド』シリーズの箕崎准が贈る、恋活指南＆ラブコメディ！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[芳樹]

【BW】まさに標題通り、高校教師の主人公・修吾がマッチングアプリでマッチして初めて会った相手が、経歴を偽ってアプリ登録した自分の教え子の咲来だったという、ある意味ボーイ・ミーツ・ガール作品。とある事情から修吾にアプリでモテる方法を伝授することになり、修吾のことを気に入る咲来ですが、元カノの登場も相まって何とも心穏やかではない。そんな彼らのドタバタとテンポ感の良い会話劇が楽しい。物語の方向性がまだ見えてこないので、今後の展開に大いに期待しています。続きが楽しみな新シリーズでした。

2024/05/22

[よっち]

友人の結婚を機にマッチングアプリを始めた高校教師・木崎修吾。彼がひょんな事からと出会ったアプリでも人気な美少女さくらんが、実は教え子の咲来だったことに気づく恋愛指南ラブコメ。居場所のない咲来の危機を救い、お礼にとプロフ写真や内容、服装だったりと、アプリで注目されて上手く行く秘訣をいろいろ教わることになった修吾。アプリを使っている中にはそういう人もいるんだろうな…という展開には苦笑いでしたけど、学校とはギャップのある魅力を持つ咲来との関係がこれからどうなるか、元カノに再び動きがあるのかも気になるところです。

2024/04/13

[凜音]

読了友人の結婚を機にマッチングアプリを始めた高校教師の主人公がマッチングして会うことになった女性が教え子で…そんな彼女にマッチングアプリ攻略法を伝授される事となり始まるラブコメ。咲来の家庭環境の問題など残ってる物がどうなっていくか気になりますし、加藤センセの恋路の方が主人公より全然気になったりしてます。教師としてどうなんだろうというヒヤヒヤした部分も多くこれから起こりそうな危機に胃が痛いね。マッチングアプリのある1面が個人的に不快すぎて読むのキツかった…切り離して読むべきなんだろうけどああいうの駄目だ…。

2024/04/15

[nishiyan]

友人の結婚に触発されてマッチングアプリを始めた高校教師の修吾。いいねされたことがきっかけでさくらんと会うことになるのだが、実は彼女は教え子の朔来で…というラブコメディ。恋愛指南とばかりにグイグイ来る朔来と修吾のやりとりの小気味良さが楽しい本作。マッチングアプリあるあるが盛り込まれつつ、元カノ美優との再会という波乱もあって二人の微妙な関係は一筋縄ではいかなそう。また朔来は母と確執があってそれも不穏な要素といえる。女性馴れしていない修吾が彼女の地雷を思いっきり踏み抜きそうなのが気になるところ。次巻が楽しみ。

2024/04/27

[真白優樹]

旧友の結婚に触発されマッチングアプリを始めた青年が、年齢詐称して登録していた教え子の少女とマッチングし始まる物語。―――繋がる縁と秘めた黒、板挟みの先に何を見る？　マッチングアプリ、というものの物語なりの攻略方法を描きつつ、それぞれ事情を持った教え子や元カノと関わっていく物語であり、どこか擦り切れてビターな恋が見える、ちょっと苦いラブコメである。始まったばかりのこのラブコメ。まだ思う所を残す元カノは躍動を始める中、青年はどうなるのか。繋がった縁はどこへ導いていくのか。 次巻も勿論楽しみである。

2024/04/22