出版社内容情報
ネット社会、スマホ社会になって以降、私たちは過剰なほどの情報に囲まれ、得てして受け身のままに流されがちな生活を送ってしまいます。・スマホを眺めているだけで、長い時間が経っていた。・SNSでのやり取りだけで、一日が終わってしまった。・サブスクで面白いコンテンツを探していたら、何も見ないまま過ごしていた。そんな現代社会で、「知的生活」を送るためにはどうすれば良いのでしょうか。著者の齋藤孝先生は、「知的生活」とは、黙々と読書し続けるようなクールなイメージとは違うと言います。もっと能動的で、日々ワクワクドキドキして過ごすような、自らのクリエイティビティが発揮できるような、ホットな生活です。・生まれ持った遺伝子に右往左往するのではなく、成長の喜びに満ちた生活・得た知識が次の知識を呼び込み、好奇心の高まりが加速されていくような生活・不遇な時期も、孤独な時間も、将来に飛躍する糧となる生活教育者として30年にわたって学生と向き合ってきた著者が、今の20代に向け、また自分の20歳を振り返りながら、「知的生活」を送る技法を説きます。
内容説明
「スマホを眺めているだけで、一日が終わってしまった」「サブスクで面白い映画を探していたら、何も観ないまま過ごしていた」―膨大な情報が飛び交い、過剰な量のコンテンツであふれる現代。私たちはついつい受け身になり、惰性に流された日々を送ってしまいます。もっと活き活きとした、能動的な生活を送るためにはどうすればよいのか。教育者・齋藤孝が伝える「知的に生きる」意義と技法。
目次
序章 本当の「知性」とは何か
第1章 生まれ持った「遺伝子」より、身につけた「教養」を重んじる
第2章 「向上心」があれば、逆境も力に変えられる
第3章 何にも侵されない「精神の王国」をつくる
第4章 人との縁によって、「人格」が磨かれる
第5章 インプットを血肉化し、アウトプットを使命にする
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業後、同大学院教育学研究科博士課程等を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞。日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。著書多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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