出版社内容情報
15万部突破のベストセラーが新版になって帰ってきた! 高齢者の困った行動は、ほとんどが認知症や頑固な性格よりも、老化による体の変化が原因だった? 老化の正体と、周囲と高齢者本人がすべき解決策を、医学的背景に沿って具体的に解説する。
内容説明
高齢者の困った行動の原因となるのは、ほとんどが認知症や頑固な性格よりも、老化による体の変化「老化の正体」だったのです。本書では、この「老化の正体」と、その対処法として手軽にできる方法を、医学的にやさしく解説しています。これらを知ることで、周囲の人はイライラせずに冷静に対処できますし、高齢者本人は卑屈になることが減ります。これまでの本といえば、認知症や老人の心理にとどまるものがほとんどでしたが、体の細部にまで踏み込んだのは本書が初めてです。
目次
第1章 老人の困った行動3大ド定番(都合の悪いことは聞こえないふりをする。;突然、「うるさい!」と怒鳴る。でも、本人たちは大声で話す。 ほか)
第2章 いじわる(「私なんて、いても邪魔でしょ?」など、ネガティブな発言ばかりする。;せっかくつくってあげた料理に醤油やソースをドボドボとかける。 ほか)
第3章 周りが大迷惑(信号が赤に変わったのに、ゆっくり渡っている。信号が元々赤なのに、堂々と渡ってくる。;指摘はできないが、口がそこそこ臭い。 ほか)
第4章 見ていて怖い、心配…(自分の家の中など、「えっ、そこで!?」と思うような場所でよく転ぶ。;お金がないという割に無駄遣いが激しい。 ほか)
著者等紹介
平松類[ヒラマツルイ]
愛知県田原市生まれ。現在、昭和大学兼任講師・二本松眼科病院副院長。のべ10万人以上の高齢者と接してきており、高齢者の多い眼科医として勤務してきたことから高齢者の症状や悩みに精通している。医療コミュニケーションの研究にも従事し、シニア世代の新しい生き方を提唱する「新老人の会」の会員でもある。YouTube「眼科医平松類」チャンネルにて目の健康情報を発信。登録者数は6万人を超える。専門知識がなくてもわかる歯切れのよい解説が好評で、連日メディアへの出演が絶えない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。