SB新書<br> 世界史の分岐点―激変する新世界秩序の読み方

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世界史の分岐点―激変する新世界秩序の読み方

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815610098
  • NDC分類 304
  • Cコード C0222

出版社内容情報

予測の先の新時代に備えよ!

近いうちに、「世界史の分岐点」が訪れる。日本も世界も、その激動に呑み込まれるだろう。避けることはできない。本書は、それがどんなものか、なぜ起こるのか、詳しく論じている。ビジネスにたずさわる人びとも、市井の人びとも、その備えをしたほうがよい――(「まえがき」より)経済、科学技術、軍事、文明……「知の巨人」が語りつくす、新しい時代を読み解く針路。

内容説明

近いうちに、「世界史の分岐点」が訪れる。日本も世界も、その激動に呑み込まれるだろう。避けることはできない。本書は、それがどんなものか、なぜ起こるのか、詳しく論じている。ビジネスにたずさわる人びとも、市井の人びとも、その備えをしたほうがよい―。経済、科学技術、軍事、文明…「知の巨人」が語りつくす、新しい時代を読み解く針路。

目次

第1章 経済の分岐点―「アメリカ一極構造」が終わり、世界が多極化する(「アメリカ一極構造」の終わり;中国は、世界経済を乗っ取るのか? ほか)
第2章 科学技術の分岐点―人類の叡智が、新しい世界を創造する(脱炭素、待ったなし;化石燃料と再生可能エネルギー ほか)
第3章 軍事の分岐点―米中衝突で、世界の勢力図が塗り替わる(古くならない軍事学の古典;マハンが明かす「海戦の原則」 ほか)
第4章 文明の分岐点―旧大陸の帝国が、覇権国の座を奪う(文明とは何か;陸の文明と海の文明 ほか)

著者等紹介

橋爪大三郎[ハシズメダイサブロウ]
1948年生まれ。社会学者。大学院大学至善館教授。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1989‐2013年、東京工業大学で勤務

佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、2009年6月執行猶予付有罪確定。2013年6月、執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

97
経済/科学技術/軍事/文明という4つの分岐点が取り上げられる。目先の課題の解決でなく、来るべき「世界史の分岐点」を見据えたスケールの大きい対談である。経済の項目なのに議論は教育や哲学に飛翔し、注目すべき科学技術として核融合発電と量子コンピュータが取り上げられる。中国において台湾問題よりウイグル問題の方が深刻であることを指摘し、旧大陸が新大陸の覇権を奪い返す歴史観が示される。中流階級の解体と格差の拡大により、社会に「空虚」が蔓延する中で、その克服は「教育の質の改善」だとする両者の見解に、全面的に賛同したい。2022/05/12

Sam

56
テーマは経済、科学技術、軍事、文明の四つ。「世界史の分岐点」というからには経済は欠かせないテーマなのかもしれないが、話は飛ぶ、噛み合わない、「え?」って思うような発言もあったりで心許ない。が、次の科学技術の章では核融合発電や量子コンピュータ・量子通信などが取り上げられており、なかなか面白い。そして軍事、文明となるとさすが本職、俄然会話は盛り上がる。「旧大陸の帝国が、(新大陸の)覇権国の座を奪う」という見立てはなるほどと感心。平和ボケの日々を送っている自分にとってはいろいろと勉強になった。2022/01/21

kawa

37
両巨頭の対談集は「あぶない一神教 」以来の6年ぶりの読み。今回も様々な分野の刺激に感謝、要再読。佐藤氏は、現下のアメリカ外交の問題点を①基本的な物事を見通すことが苦手(241頁)、②構造的に外交エネルギーが中東集中から抜け出せない(239頁)と指摘する。今回のウクライナ問題、一義的にはプーチン・ロシアが非難されるべきだが、アメリカをはじめとするNATO側にも、もうちょっとやりようがあったのではないかという思いもあって、氏の指摘も侵攻の背景にあったのではと想像してしまう。(コメントへ) 2022/03/10

Isamash

35
2022年出版の社会学者橋爪大三郎と佐藤優の対談書。核融合発電や量子コンピューターが次世代技術として重要らしい。台湾問題と異なり、領土が減る可能性秘めた中国のウイグル問題の深刻さをあらためて認識させられた。習近平の同化政策は、少数民族とバランス取るべきとした毛沢東の方針にも反していると。佐藤によれば外務省は天皇制維持が優先事項で日本国憲法に合致しないコア集団という。米国外交がイデオロギー介する見方で現実把握できていないとの指摘には成程。二人の日本の教育の現状の問題点(私立文系と分けてしまう)指摘には同意。2023/01/10

とある内科医

35
橋爪氏の概説に基づき、佐藤氏が説明を追加する構成の、対談本としてはかなり丁寧な作り。佐藤本の特異な点は、高校レベルの知識が欠損している自分のような読者にも取り敢えずは読ませてしまうこと。もちろん深い理解には至らないが、佐藤本において文字を追うことを断念したことはかつて一冊もない。少しずつ立場が変化していることを感じており、今回は外務省の体質についてかなり踏み込んだコメントを残していた(第4章)。最後の発言が気になり、以下に引用。2022/03/04

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