出版社内容情報
気鋭の研究者が日本史の通説に挑む!
歴史研究の現場において、これまでの常識を覆す説が次々に生まれている。
その中心となり、優れた研究結果を発表しているのが、30代、40代の歴史学者たちである。
本書では、古代・中世・近世・近現代と、ぞれぞれの時代において注目を集めている最新の知見をもとに、
その事実が歴史の何を変えるのかについて論じていく。
教科書を書き換えるかもしれない新説で、日本史の見方が変わる。
内容説明
歴史研究の現場において、これまでの常識を覆す説が次々に生まれている。その中心となり、優れた研究結果を発表しているのが、若手・中堅の歴史学者たちである。本書では、古代・中世・近世・近現代と、それぞれの時代において注目を集めている最新の知見をもとに、その事実が歴史の何を変えるのかについて論じていく。教科書を書き換えるかもしれない新説で、日本史の見方が変わる。
目次
第1章 古代(河内春人)
第2章 中世(亀田俊和)
第3章 戦国(矢部健太郎)
第4章 江戸(高尾善希)
第5章 幕末(町田明広)
第6章 近現代(舟橋正真)
著者等紹介
河内春人[コウチハルヒト]
1970年東京都生まれ。1993年明治大学文学部卒業、2000年明治大学大学院博士後期課程中退。「東アジア交流史のなかの遣唐使」で博士(史学)。日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、2018年4月より関東学院大学経済学部准教授。専攻・日本古代史、東アジア国際交流史
亀田俊和[カメダトシタカ]
1973年秋田県生まれ。1997年京都大学文学部国史学科卒業。2003年同大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。2006年「室町幕府施行制度の研究」で京都大学博士(文学)。京都大学文学部非常勤講師などを経て、2017年8月より国立台湾大学日本語文学系助理教授
矢部健太郎[ヤベケンタロウ]
1972年東京都生まれ。1995年國學院大学文学部史学科卒業、2004年同大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期修了、「豊臣政権の支配秩序と朝廷」で博士(歴史学)。2004年防衛大学校人文社会科学群人間文化学科専任講師、2007年國學院大學文学部史学科専任講師、2009年准教授、2016年教授
高尾善希[タカオヨシキ]
1974年千葉県生まれ。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程研究指導修了満期退学。竹内誠(前江戸東京博物館館長)に師事。武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館学芸員(嘱託)、東京都公文書館専門員(非常勤)など経て三重大学准教授
町田明広[マチダアキヒロ]
1962年長野県生まれ。上智大学文学部ドイツ文学科、慶應義塾大学文学部史学科卒業。佛教大学大学院文学研究科修士課程・同博士後期課程修了。2009年、「文久期中央政局における薩摩藩の動向」で博士(文学)(佛教大学)の学位を取得。神田外語大学専任講師、2013年准教授となり、同日本研究所副所長を務める
舟橋正真[フナバシセイシン]
1982年茨城県生まれ。2010年明治大学文学部卒業。2012年立教大学大学院文学研究科博士課程前期課程修了。2014年日本学術振興会特別研究員DC2(~16年)。2016年日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、成城大学非常勤講師、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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