出版社内容情報
世界随一の鉄道利用国、日本。毎日定刻に電車が到着し、皆が当たり前のように利用していますが、そんな安全で安定した鉄道の輸送は、言わずもがな「運転士の技術」によって支えられています。 しかし、多くの人々は普段どのように運転が行われているかをご存じないでしょう。ガラスで仕切られた運転台のその先は、果たしてどんな世界なのか……運転士を仮想体験できる有名なゲームもありますが、本書では、ゲームでは語れないその「リアル」に迫ります。
内容説明
非常ブレーキの使用に「心理的葛藤」があるワケ。なぜ「気笛」を鳴らすのは意外に難しいのか?運転士が見る特有の「悪夢」とは何か?運転士が嫌がる「停止が難しい駅」とは?速度計を見ないで今何km/hかわかるのは本当か?「普通」「特急」「回送」の運転は何が違う?…安全、定時、快適な運転の秘訣。オールカラー&図解で手に取るようにわかる!
目次
第1章 「電車」はどうやって運転するのか?
第2章 運転士の勤務のリアル
第3章 電車を「上手」に運転するための技術
第4章 電車を「安全」に運転するための技術
第5章 こんなときどうする?状況別の運転技術
第6章 電気機関車、新幹線、蒸気機関車、地下鉄の運転
著者等紹介
西上いつき[ニシウエイツキ]
大阪府出身。関西大学商学部卒業後、名古屋鉄道株式会社に入社し運転士・指令員などを経験。同社を退職後、シンガポールの外資系企業にて国際ビジネス経験を身につける。その後、経営企画部門等を経て、2019年にIY Railroad Consultingを設立。また、鉄道アナリストとして記事を執筆。東京交通短期大学特別講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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