出版社内容情報
キーワードは「心的安全」と「メタ認知」だった!
学校の当たり前を覆し、全国が注目する学校づくりを実現した麹町中の工藤校長。
手をかけるほど子供の自律を阻むというメッセージは驚きと共感を持って、多くの人に広まりました。
今回、脳神経科学の世界で注目を集める、青砥瑞人先生との、「麹町研究」によって、脳科学的にも正しい子どもの育て方があることが立証されました。
これは既存の教育の思い込みを正し、「未来の教育」を模索していくために、旗となるべき成果です。
今回、教育と脳神経科学という異ジャンルの二人が共著として、教育・学力・子育ての大誤解を解きながら、
未来を創る「当事者意識のある子ども」を育てていくためにどうしていけば良いか、
それをわかりやすくまとめました。
全国が注目した、麹町研究の衝撃的な中身とは?
全国の保護者・教育関係者のバイブルとなるべき1冊!
内容説明
本書は約3年間にわたる「麹町研究」の一部をまとめたものです。麹町研究とは、学校改革の旗手麹町中学校の元・校長工藤勇一氏と、神経科学という最先端研究を教育分野で活用しようとする青砥瑞人氏による「神経科学をエビデンスにしながら学校教育を本質から問いただす」ことをテーマにした研究会です。全国からメンバーを広く集め、学校運営システムや教育環境、生徒へのアプローチの仕方、人材育成の方法を一から問い直していく場が設けられました。実践と研究を両輪としたこれまでにない教育書の決定版です。
目次
序章 いま、教育現場で何が起きているのか(教育の本質を考える;当事者意識のない日本人 ほか)
第1章 心理的安全性とは何か―ストレスと脳機能のメカニズム(なぜ神経科学なのか?;急速に進む「脳の見える化」 ほか)
第2章 子どもが安心できる環境をつくる(子どもたちを心理的危険に追い込む教育現場;心理的安全を高める2つのポイント ほか)
第3章 メタ認知とは何か―自己成長に不可欠なスキル(メタ認知とは何か;客観と俯瞰の違い ほか)
第4章 子どものメタ認知能力を鍛える方法(具体化と継続;優れた人は自分を知っている ほか)
巻末特典 心理的安全性をメタ認知するワーク
著者等紹介
工藤勇一[クドウユウイチ]
横浜創英中学・高等学校長。元・千代田区立麹町中学校校長。1960年山形県鶴岡市生まれ。東京理科大学理学部応用数学科卒。山形県公立中学校教員、東京都公立中学校教員、東京都教育委員会、目黒区教育委員会、新宿区教育委員会教育指導課長等を経て、2014年から千代田区立麹町中学校長。教育再生実行会議委員、経済産業省「未来の教室」とEdTech研究会委員等、公職を歴任。2020年3月まで千代田区立麹町中学校で校長を務め、教育改革に取り組む。初の著書『学校の「当たり前」をやめた。生徒も教師も変わる!公立名門中学校長の改革』(時事通信社)は10万部を超えるベストセラーに
青砥瑞人[アオトミズト]
株式会社DAncing Einstein代表。日本の高校を中退。米国大学UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の神経科学学部を飛び級卒業。脳の知見を、医学だけでなく人の成長に応用し、かつAIの技術も活用する、NeuroEdTechとNeuroHRTechという新しい分野を開拓。同分野において、幾つもの特許を取得する脳神経発明家。株式会社DAncing Einsteinを2014年に創設し、Founder CEOも務め、学校、企業、学生、先生、社会人などの垣根を越えた人の成長とウェルビーイングのデザインに携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きみたけ
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