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出版社内容情報
シリーズ累計700万部突破!
「迷宮の主、してみませんか?」
迷宮探険競技--それは至高神の大司教をはじめとした六英雄の逸話として有名な、死の罠の地下迷宮から続く試練。それをギルドは冒険者志望の者への訓練としたいという。
そしてその監修者として、銀等級の冒険者へと協力を依頼した。
(--悪辣だ)
受付嬢が驚くほどの罠が仕掛けられ、準備は進められていく--。
そんな中、またひとり、冒険者志望の少女は剣を取る--。
そこに忍びよるは混沌の影……。
「小鬼どもになぞ、好き勝手させてたまるものかよ」
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第13弾!
内容説明
迷宮探険競技―それは至高神の大司教をはじめとした六英雄の逸話として有名な、死の罠の地下迷宮から続く試練。それをギルドは冒険者志望の者への訓練としたいという。そしてその監修者として、銀等級の冒険者へと協力を依頼した。(―悪辣だ)受付嬢が驚くほどの罠が仕掛けられ、準備は進められていく―。そんな中、またひとり、冒険者志望の少女は剣を取る―。そこに忍びよるは混沌の影…。「小鬼どもになぞ、好き勝手させてたまるものかよ」蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第13弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
47
六英雄の逸話として有名な死の罠の地下迷宮から続く試練。それを冒険者志望の者への訓練としたいというギルドの依頼で、監修者として銀等級の冒険者へと協力を依頼される第十三弾。今回はゴブスレさん監修の迷宮探検競技開催ということで、サポートとして受付嬢も同行していたのが新鮮で、彼女も呆れる悪辣な罠の設置を提案するゴブスレさんには思わず笑ってしまいました。様々な出会いもあったほのぼのな雰囲気も、やっぱりそうなるのか…というお約束な展開でしたけど、そんな中で描かれる新たな冒険者の誕生エピソードがなかなか効いていました。2020/10/13
まるぼろ
37
さて今巻も小鬼が出たのでゴブスレさんが退治するお話。受付嬢からの依頼で冒険者志望の人々へのチュートリアル、迷宮探検競技の監督官を引き受ける事になったゴブリンスレイヤー達だったが…と言うお話です。本編では珍しくゴブスレさんが単独でゴブリン退治をする事になるお話だったので割と新鮮に読めましたが、それもゴブスレさんへの皆の信頼があってこそと言う所があってこそと言うのが良かったかと。それに冒険者志望の少女のお話や今巻のゴブリン達が飢えてなかった事情の勇者の裏話等もまた良かったかと、酷いお話でしたけどね…。→2020/11/11
真白優樹
17
迷宮探検競技を冒険者志望者への訓練としたいギルドの依頼により、ゴブスレが受付嬢をお供に迷宮の主となる今巻。―――自分だから教えられる事があるのなら、それを阻む小鬼は殲滅のみ。時に演習で賽子を振ったり、罠を悪辣にし過ぎて怒られたり。そんな中、あの日のように一人で小鬼と向き合えど、その心に流れる想いは全く違う。そんな懐かしき狩りの景色が何処か違って見えて、彼の成長が違う意味でうかがえる巻である。沢山の後輩が出来て、その背で自分だけの道を見せて。次の小鬼狩りはどんな戦いとなるのか。 次巻も須らく期待である。2020/10/16
TAMA
16
そうか、順番だからか。牛飼娘正妻の余裕ですねえ。そっくりの王妹さんやら名前がある駆け出しの女の子、なんだかなんだか楽しみなあれこれを含んで。今回の競技としての冒険。学校で少しいろんなことを学んでから実社会へ。「生存確率」って言ってしまえば殺伐だけれど駆け出しの女の子の<私は自分で選んだの>ってセリフは女神官成長を写しにするようで、頑張ったねって。いろんなことがあるけれどゴブスレさんたちがその微妙な平和を必死で(そんな風には見えないけれど)守って日常が保たれている。自分にも返る誰かに感謝2021/02/20
ぷるっちょ
16
『迷宮探検競技』が行われる。といってもカーナス卿やその弟サカムビット公が主催する賞金5万ゴールドの「死の競技」ではなく「冒険志願者の為の模擬訓練」。でも結局今回もゴブリン退治になってしまうのはご愛敬。そして、久々に王妹(女神官と良く似ていて同い年)が登場。外伝『ダイ・カタナ』で貴族の三男坊(現国王)が「双子が忌み子とされる事をどう思う?下らない因習だ」と主人公に言ってたけど、孤児院出身の女神官と王妹が実は血の繋がった姉妹だったって展開になるのかな?2021/02/08
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