出版社内容情報
数学ガール、確率の正体に挑む!本書は、わかりにくく誤解されがちな「確率」を扱った数学物語です。「僕」と三人の数学ガールが「確率」に関する問題を対話しながら考えていくようすが描かれます。確率の基本から始まって、条件付き確率、集合と確率の関係などを一つ一つ学びます。単なる計算だけではなく、病気の検査における偽陽性・偽陰性の問題や、確率が誕生するきっかけとなった歴史的問題まで扱います。確率は、保険や医療といった身近な分野から、製品の故障や機械学習といった科学技術の分野まで幅広く登場します。中高生はもちろんのこと、大学生から社会人まで幅広く楽しめる本書で、生涯を通じて役に立つ確率の基礎を固めましょう!
内容説明
確率では“全体は何か”を考えよう。「僕」と三人の少女が、確率の本質に迫る秀逸の数学トーク。
目次
第1章 確率1/2の謎(ユーリの疑問;確率が1/2とはどういう意味か ほか)
第2章 全体のうち、どれくらい?(トランプゲーム;スペードのジャックが出る確率 ほか)
第3章 条件付き確率(確率が苦手;同様に確からしい ほか)
第4章 命に関わる確率(図書室にて;病気の検査 ほか)
第5章 未完のゲーム(“未完のゲーム”;さまざまな分配方法 ほか)
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