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出版社内容情報
「ゴブリンってやっぱ雑魚だな!」
棍棒剣士と至高神の聖女に白兎猟兵の一党は、活躍の場を広げていた。
だが、勝てない敵もいる訳で――。
「騎士に魔術師、神官、野伏とそろったらやる事は一つだろう?」
女神官は、女騎士の発案で、魔女と妖精弓手の四人で冒険に出かけていき――なぜか砦の攻城戦に巻き込まれていた――。
「ま、簡単な仕掛だから」
水の街の仕掛人は、ヤクの売人の始末に向かい、死体に出会う――。
そしてゴブリンスレイヤーは再び槍使いと重戦士に誘われ――。
四方世界で紡がれる、十の物語。
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第12弾!
内容説明
「ゴブリンってやっぱ雑魚だな!」棍棒剣士と至高神の聖女に白兎猟兵の一党は、活躍の場を広げていた。だが、勝てない敵もいる訳で―。「騎士に魔術師、神官、野伏とそろったらやる事は一つだろう?」女神官は、女騎士の発案で、魔女と妖精弓手の四人で冒険に出かけていき―なぜか砦の攻城戦に巻き込まれていた―。「ま、簡単な仕掛だから」水の街の仕掛人は、ヤクの売人の始末に向かい、死体に出会う―。そしてゴブリンスレイヤーは再び槍使いと重戦士に誘われ―。四方世界で紡がれる、十の物語。蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第12弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
39
棍棒剣士と至高神の聖女に白兎猟兵の一党の危機、女騎士の発案で魔女や妖精弓手と冒険に出かけた女神官、ヤクの売人の始末に向かい死体に出会う水の仕掛人、再び槍使いと重戦士に誘われるゴブリンスレイヤーなど、それぞれの冒険が描かれる第十二弾。今回は誘われたり用事でいつもの一党や周囲のパーティーたちも何組かに分かれ、それぞれが騒動に巻き込まれ、ひとつのエピソードに繋がってゆく展開でしたが、いつもと違う組み合わせでの戦いっぷりは新鮮で、個々の成長を感じましたね。いつも通りの結末もちょっとした変化に微笑ましくなりました。2020/02/14
のりすけ
30
短編集。ゴブスレさんを知ってる人には「あ、あのキャラが」だろうが、読んでない人には「今出てきてる方、どちらさん?」になること請け合いと言う、一見さんお断り設定。神官ちゃんも自立しそうだし、ゴブさんは牛飼娘ちゃんとくっつくんかな…と下世話な想像が駆け巡る。あちこちから引用らしきものがあって、なかなかに楽しい。2021/07/10
まるぼろ
27
さて今巻はゴブリン退治はお休みの短編集。いつもとは趣向の違ったパーティーだったり、いつもの若年パーティだったりが其々の冒険をこなしていくお話です。今巻もとても面白かったです。個人的には以前の塔をよじ登るお話の時にも思いましたが、あの男三人組の冒険話は読んでいて好きだなと思いました。他にも棍棒剣士達の成長が見て取れるお話や女性メンバーでのパーティのお話などなど、様々な冒険譚が読めてなかなか楽しい巻だったと思いました。次巻はまたゴブリンが出てきてゴブスレさん達が退治するお話なのだそうで楽しみです。2020/02/16
どんぐり@京都の何処かで
25
ラノベにしては珍しく、散文的なつくりの一冊となった12巻。お約束の始まりのお話と終わりのお話はセーターというアイテムがきれいに繋ぐ。これが正妻力か。駆け出しの棍棒剣士パーティーに勇者パーティー、ゴブスレさんや槍使いと重戦士の混成パーティーと様々な冒険が楽しめる今巻。でも個人的には女神官さんたちの女性パーティーの防御戦が好きですかね。2020/02/20
サケ太
23
短編集。今まで作り上げられた世界観の中で生きていく冒険者たちの姿。前回もやっていた男性たちのパーティーだけではなく、女性たちのパーティーも面白かった。2020/02/26