SB新書<br> 退職代行―「辞める」を許さない職場の真実

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退職代行―「辞める」を許さない職場の真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 183p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815603137
  • NDC分類 366.29
  • Cコード C0236

出版社内容情報

辞めたくても辞められない労働者に救いを
人手不足、長時間労働、残業代未払い…労働環境はますます悪化し、心身ともに疲れ果てる人、辞意を伝えても引き止めにあう人、さらなる過酷なハラスメントにあう人など「辞める」を許さない職場が多い。働く人やその家族が健康を損なうこともある。そんなときの最後の手段が「退職代行」である。どうすればスムーズに退職できるのか、退職するときには何に気をつけると無理なく次の職場に移れるのか。事例を踏まえ、詳しく紹介する一冊。

内容説明

人手不足、長時間労働、残業代未払い…労働環境はますます悪化し、心身ともに疲れ果てる人、退職の意思を伝えても引き止めにあう人、過酷なパワハラにあう人など「辞める」を許さない職場が多い。働く人やその家族が健康を損なうこともある。そんなときの最後の手段が「退職代行」である。どうすればスムーズに退職できるのか、退職するときには何に気をつけると無理なく次の職場に移れるのか。事例を踏まえ、詳しく紹介する一冊。

目次

第1章 「辞めます」が言えない人々(辞めたくても辞められない真面目な人々;深刻な人手不足 ほか)
第2章 退職代行サービスは甘えか(退職代行サービスとは;依頼者のニーズは退職することだけではない ほか)
第3章 “辞める”のリアル(周囲を気にしすぎる;ハラスメント上司から逃げる ほか)
第4章 退職代行を誰に頼むか(「即日退職OK」はウソ?;退職代行が失敗するパターン ほか)
第5章 幸せになる生き方(“日々の幸せ”を軸にする;自分の幸せは、自分の頭で考える ほか)

著者等紹介

小澤亜季子[オザワアキコ]
弁護士、社会保険労務士。1987年生まれ。2011年3月、早稲田大学大学院法務研究科修了。2012年、弁護士登録。2018年、社会保険労務士登録。労働環境を良くするため、企業側・労働者側の双方の弁護に従事。2018年8月、退職代行サービスを開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

G-dark

26
誰かの手助けがないと退職出来ない状況に追い込まれている人もいる、と教えてくれる本。責任感が強いあまりになかなか上司に退職を言い出せなかったり、言えてもしつこく引きとめられたり、罵倒されたり、不利な書面にサインを求められたり、他の社員への見せしめも兼ねて損害賠償を強要されるケースもあります。仕事のせいで既に過労や人間関係のストレスなどで心身が弱っている人なら尚更、そういうブラックな職場で退職手続きをするのは大変ですよね…。しかし、杜撰な対応をしてお金を取ろうとする悪質な退職代行業者もいるので注意が必要です。2021/06/06

kikupika

5
コロナで会社から切られるお悩みのほうが最近は多いのかも?と思いながら読む。ここ4-5年よく聞く退職代行。退職に問題を抱えた場合は、弁護士とか社会保険労務士とかにしっかりお願いしたほうがいいなあと再認識。大企業でもそれなりにトラブることはあるのだなあ、まあ所詮ヒトがやることだからな。私も今思えば、弁護士さんにちゃんとお願いすればよかったと思うこともある。世の中何にせよお利口に生きていくことはなかなか難しい。雇用主だって、従業員だって、素晴らしい人もいればとんでもない人もいるのだから。2021/02/22

乱読家 護る会支持!

5
未払い給与・残業代の請求、パワハラ慰謝料の請求、損害賠償請求された時の対応などに対処してくれるらしい。 法の専門家がブラック会社と交渉してくれるのは、頼もしいですね。 でも、弁護士さんの手付金って数十万ときくので、結局、本人も会社も損をして弁護士だけが儲かるビジネスモデルのようにも思います。 本来は、行政が弱者保護の視点で、労基署の相談機能を強めたり、労基署の監督権限・執行権限を強めるべきではないやろか?? 2020/04/17

海星梨

4
KU。退職代行というと、探偵のような一種のいかがわしさを感じるのだが、まさかの弁護士。まぁ、労働基準法とかそういうはなしになるわけで、まぁ言われてみればそうなんだけどなぁ。コロナ禍以前の話なので、今はどうなってるかとかも気になるが。2022/05/18

虎ボルタ

3
図書館本。著者は現役の弁護士、社労士。確かに、「辞める」って言いずらい。自分で振り返ってみても、世話になった上司に迷惑かけたり、共に苦労してきた同僚への申しわけなさもあるかな。だからこそ、次に何をするのかは、退職者は決める責任があると思う。ちよっと本題とずれたか。(笑)ただ、上司の立場に立つと、なかなかの難題だよな~。2021/05/29

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