内容説明
朝起きて時刻を確認し、通勤電車に揺られ、仕事をして…。そうして夜眠るまで、「数字」を見ないという日はないでしょう。実はこの数字、記号の一種なのです。そして、数字とともに使われる「数学記号」のおかげで、私たちは身近な問題を解決したり、より深く物事を考えたりできます。本書では、そんな100以上の記号を取り上げ、歴史なども紐解きながら、1つの形に決まっていく面白さ、実際に何に使われているのかなど、さまざまな観点から眺めていきます。
目次
第1部 数字編 「数字記号」の発明が人と動物を分けた?(1対1対応?;エジプト数字って?;ギリシア数字って? ほか)
第2部 記号編 「記号」が読めれば数の世界をもっと楽しめる!(ローマン体とイタリック体;αはなぜ定数?xはなぜ変数?;{αn} ほか)
第3部 番外編 まだある!数学記号たち
著者等紹介
本丸諒[ホンマルリョウ]
横浜市立大学卒業後、出版社に勤務し、サイエンス分野を中心に多数のベストセラー書を企画・編集。データ専門誌(月刊)の編集長としても敏腕をふるい、独立後、編集工房シラクサを設立。「理系テーマを文系向けに“超翻訳”する」サイエンスライターとしての技術には定評がある。日本数学協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まえぞう
8
記号等の説明を通じて簡単に数学の世界を説明します。優しく書かれていますので、短時間で読めます。2020/06/21
phmchb
3
図書館本。ギリシア数字(アッティカ式/イオニア式)(p17/p18)/単位は立体(ローマン体)、量はイタリック(p42)2023/09/22
asky0084
0
★★★★☆ 2020/07/18
Tim
0
数学Ⅲまで学習したのである程度楽しめる。数学豆知識の入門編としてはいいのではないでしょうか。2020/03/07
りらこ
0
それぞれ、さらっとした説明。あ、あったね、こんなの。って思い出すけど、どゆこと?ってどれも、内容まで思い出せず。ってか、本の内容っていうより私の問題かぁ…2020/01/16