出版社内容情報
日本取材20年、元ニューヨーク・タイムズ東京支局長が忖度、タブーなしで明かす!日本人が気づかない、ニッポンの大問題と展望を示す1冊。
内容説明
「失われた30年」ばかりか、移民国家化、一強政治、米中新冷戦といった新たな難題・課題が待ち受ける日本。メディアはその国を現す鏡であり、そのあり方がそのまま国の状況を示す。日本滞在歴20年の著者が絶えず言い続けているのが、権力からの圧力に屈する日本のメディアという不思議な存在だ。「本当のこと」が伝えられない構造は、新時代に持ち越される諸問題の根源に潜んでいる。元ニューヨーク・タイムズ東京支局長がタブー抜きで大問題に迫り、ポスト平成への提言までも行う。
目次
序章 「失われた30年」とは何だったのか―日本滞在歴20年の私が振り返る国難の萌芽
第1章 「一強政治」が継続する日本の現実
第2章 超二極化が進む日本の生き残る道
第3章 米中新冷戦で翻弄される日本の外交
第4章 ジャーナリズムが欠落している日本の大問題
第5章 世界がモデルとする課題先進国・日本
著者等紹介
ファクラー,マーティン[ファクラー,マーティン] [Fackler,Martin]
1966年、アメリカ合衆国アイオワ州出身。元ニューヨーク・タイムズ東京支局長。イリノイ大学でジャーナリズムの修士号、カリフォルニア大学バークレー校で歴史学の修士号を取得したのち、1996年からブルームバーグ東京支局、AP通信社ニューヨーク本社、東京支局、北京支局、上海支局で記者として活躍。2005年、ニューヨーク・タイムズ東京支局記者、2009年2月より東京支局長。2012年、3・11にまつわる一連の報道により、自身を含む東京支局スタッフがピュリッツァー賞国際報道部門のファイナリスト(次点)に選出。2015年8月に日本再建イニシアティブの主任研究員兼ジャーナリスト・イン・レジデンスに就任。現在はフリージャーナリストとして日本を拠点に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
レモン
さきん
ばんだねいっぺい
こも 旧柏バカ一代