内容説明
京都の山の奥で加ノ原秀尚が営む食事処「加ノ屋」。その店と稲荷神たちが暮らす里は、扉一枚で繋がっている。老朽化した店の耐震工事の間だけ、秀尚は里に行くことに。以前と変わらず大喜びで迎えてくれた稲荷神候補のチビ狐たちのために料理の腕を振るうが、突如時空の裂け目が出現。そこに幼狐の寿々と保育狐の薄緋が取り込まれてしまう。さらに、その原因である妖怪まで現れて―!?おいしい・可愛いがてんこ盛り。「こぎつね、わらわら」第三弾♪
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
44
今日の昼食はナポリタンと焼きおにぎり。そして偶然にもこの回でケチャップたっぷりのナポリタンが!(^^)!。今の時代でも、昔でも食べられない人がいるなか有り難いことです。<餓鬼・・いつも飢えと渇きに苦しむ亡者>ユニセフで寄付を募るコマーシャルがよく出ていますが、こういう優しい本に登場するのは作者さんも余程の事を想ってかと。六尾の稲荷神達も加ノちゃんも皆優しい・・あと続きの三冊も購入したのでモフモフ達のいる居酒屋に私もお邪魔したいです2022/01/17
悠
29
今回は、薄緋さんとちび孤の寿々ちゃんが時空の裂けめに攫われちゃう…餓鬼の仕業なんだけど、今回も秀尚くんの、情の深さや優しさが全開 餓鬼だった者をきれいな魂に戻しちゃう…でもその子もお店にご飯食べに来ちゃう。 優しくて可愛いお話でした。2023/04/17
しましまこ
26
こぎつねいっぱい!かのさんのご飯と優しさに癒された~。2019/12/14
瀧ながれ
19
シリーズ第3巻。ちょっとショッキングな冒頭だったけど、おいしいは最強で、嬉しい結末になりました。寿々ちゃんかわいいなあ、ゆきんこちゃんかわいいなあ。萌黄ちゃんも結ちゃんもかわいくて、なんの抵抗もなくかわいいなあと思えることが、とても快いです。塩むすび、うまそうでした。2020/04/04
へへろ~本舗
10
子狐たちが可愛い!早くすずちゃんが元に戻ればいいのに2019/12/12