内容説明
1時間25分に及ぶ引退会見―イチローが最後に語ったこと。
目次
第1章 現役引退会見(日本メディア向け)
第2章 現役引退会見(海外メディア向け)
第3章 イチロー主要会見(全文)(メジャー通算3000本安打達成会見(2016年8月7日、デンバー)
世界最多4257安打達成後の会見(2016年6月16日、サンディエゴ)
イチロー日米通算4000本安打記者会見(2013年8月21日、トロント)
マリナーズ退団/ヤンキース入団会見(2012年7月23日、シアトル)
マイアミ・マーリンズ入団会見(2015年1月27日、東京))
第4章 イチローの履歴書(少年時代;高校時代 ほか)
第5章 イチローの流儀(魔法のバッティング;華麗な守備 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小木ハム
7
引退会見は3回は観た。会見内容は言い直しなども含めて忠実に書かれているが、表情や独特の「間」まではさすがに伝わらない。とはいえ手元で何回も読み返せるのは良いものだ。本の前半は引退会見と節目ごとの会見内容、後半はイチローの野球歴を振り返る内容で構成されている。何気に小6時代の「将来の夢」は初見だったので良かった。この頃から目標は具体的だし、数字にもこだわっている。愛工大名電の頃は学業成績もトップクラスだったのは知らなかった。蛇足だけど野球やってる人って頭いいよなぁと野球のルールを調べているとよく感じます。2024/06/15
U-Tchallenge
3
もう三年も前の話なのだな、としみじみ感じながら読んだ。イチロー引退の日はよく覚えているし、引退会見もテレビで目にしたことも覚えている。そのような会見でイチローから語られた言葉を読むことができる。月並みな言い方ではあるが、いろいろとよく考えて臨んでいたのだ、ということ。イチローの考え方のようなものに触れられてとても楽しい時間であった。2022/07/13