ＭｅＤｕ ＣＯＭＩＣＳ 不可解なぼくのすべてを 〈２〉

粉山カタ

ジーオーティー（2019/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 162p／高さ 19cm
• 商品コード 9784814802036
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kenitirokikuti]

「男嫌いのレズ」というよりも「アンドロフォビア（男性恐怖症）」な琴音のエピソードが進む。『荒ぶる季節の乙女どもよ』の須藤百々子にも似た設定があった。JGBTQという公的な枠組みがちと欺瞞的なので、恋愛のエゴイズムの生臭みの取り除き方が目立ってる感じはある。でも、にんげんは普通、哲くんぐらいアバウトなんじゃないだろうか。

2019/08/12

[乗合自転車]

敢えて泣き顔琴音を表紙に据えた編集さんの判断は正しすぎると思った…

2019/08/15

[ささやか@ケチャップマン]

相変わらず、今まで読者が見ていなかったような感情部分を突き刺してくるようなキャラクタの感情の揺れ動きを描くのが上手い。表紙も的確。しかし、唯一疑問に思うのは、お店、高校生バイト５人と店長だけじゃシフトもろくに成り立たないと思うんだよね。そこだけ気になるけど、本筋じゃないので、総じて読んで損はない一冊。

2019/08/17

[祐樹一依]

【○+】1巻のときからうっすらと感じていたが、ここぞという場面で「彼ら」の手とその指が男性を感じさせる描かれ方をしている。2巻のあのシーンで顕著。悲鳴。「彼ら」だけでない、「彼女ら」にも一歩踏み込んだ。

2024/02/19

[しんだもずく]

かわいい・エモい・感情 一巻から引き続き各キャラの描き方が心理描写もデフォルメのさせ方一つ取っても丁寧でかわいくてエモくて感情〜〜になります（みんななれ）

2019/08/21