出版社内容情報
技術部門のスタッフエンジニアとエンジニアリングマネージャのリーダーシップを解説!
優れたエンジニアでも、すぐに優れたリーダーになれるわけではありません。本書は、柔軟で回復力のある開発チームを育てるエンジニアリングリーダーになる方法を解説します。前半では自己管理や意思決定、感情コントロールなどのセルフスキルを磨き、後半では目標設定、フィードバック、権限委譲を通じてメンバーとチームを支援する術を示します。実践例やツールを使って、個人と組織の成長を両立させるバランス感覚を学びます。
【目次】
内容説明
優秀なエンジニアが必ずしも優れたリーダーになれるわけではなく、試行錯誤と努力が必要です。本書は、その険しい道のりを支える実践ガイドです。まず、自分が仕事で何を大切にし、どこへ向かうかを明確にし、キャリアの方向を自分で決められるようになる方法を示します。そして、セルフマネジメントによって新人マネージャーが陥りやすい失敗を避ける具体策を紹介します。また、チームが拡大しても成果を維持できるよう、業務フローや役割を見直し、状況に合わせて改善を重ねる実践例を解説します。さらに、チームが生み出す価値と、その基盤となるミッションや価値観を言語化し、メンバー全員が同じ目標に向かえるようにする方法を取り上げます。豊富な事例とフレームワークを通じて、持続的に成果を生むチームづくりを後押しする一冊です。
目次
第1部 あなた自身について(自分自身のキャリアのDRIになる;セルフマネジメント)
第2部 チーム(チームのスケーリング;自己改善するチーム)
第3部 結論(「良い状態」とはどういうことか)
付録A チーム戦略
付録B 参考書籍リスト
著者等紹介
ヒューストン,ケイト[ヒューストン,ケイト] [Huston,Cate]
急成長するエンジニアリング組織でチームとリーダーのスケーリングに注力し、テクノロジー業界でグローバルなキャリアを積んできた。現在はDuckDuckGoでエンジニアリングディレクターとして働いており、以前はAutomattic(WordPress.comの会社)でも働いていた。両社とも、グローバルに分散した企業である。また、Co‐Activeトレーニングを受けたエンジニアリングリーダーシップコーチであり、Acquired Wisdom VCファンドのリミテッドパートナーや、Glowforgeのアドバイザーでもある。エディンバラ大学でコンピューターサイエンスの学士号(優等学位)を取得し、ソフトウェアエンジニアとしてGoogleでキャリアをスタートした。国際的に講演活動を行い、Quartzに定期的に寄稿している
岩瀬義昌[イワセヨシマサ]
東京大学大学院学際情報学府を修了後、東日本電信電話株式会社に就職。大規模IP電話開発に携わった後、2014年より現職であるNTTコミュニケーションズにてソフトウェアエンジニア、テックリードとしてWebRTCプラットフォームの開発に従事する。その後、人事として全社の人材開発・組織開発を推進し、同社のR&D組織に移る。アジャイル開発・プロダクトマネジメントの全社支援を経て、現在は生成AIチームのエンジニアリングマネジャー。また、個人事業主としても活動しており、スタートアップや大企業を支援している。早稲田大学非常勤講師(2020~)。テクノロジーポッドキャストであるfukabori.fmのパーソナリティ
岩瀬迪子[イワセミチコ]
東京大学教養学部卒。IT企業のバックオフィスを経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



