Async Rust―高いパフォーマンスと安全性を両立するRustによる非同期処理

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Async Rust―高いパフォーマンスと安全性を両立するRustによる非同期処理

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  • サイズ B5判/ページ数 284p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784814401185
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

出版社内容情報

高いパフォーマンスと安全性を両立するRustによる非同期処理の実装方法を解説!
Rustはその安全性、効率性、生産性、高速性から、非同期処理においても人気が高い言語です。C++より安全で、Goより柔軟性が高く、そしてPythonにない高速性が担保できることから、非同期処理の実装において選択肢の筆頭に挙げられるようになっています。Rustの非同期処理の主な特徴としては、ゼロコスト抽象化として設計され、効率的な低レベルコードを生成するので高速性を犠牲にすることなく使えること、async/awaitによりシンプルで直感的に使えること、安全性が高く、デバッグが容易であることなどが挙げられます。本書では、非同期システムの実装を通じて仕組みを理解し、代表的なツールの使い方をマスターできる構成になっています。


【目次】

内容説明

ネットワークアプリケーションの複雑化により、数千から数万のネットワーク処理を並行して処理することが求められるようになりました。OSが提供するスレッドでも並行処理は実装可能ですが、オーバーヘッドが大きいためこの規模の並行性を実現することは困難です。このため、プロセス内部で複数のタスクをスケジューリングすることで並行性を実現する非同期機構の採用が、さまざまな言語で進んでいます。Rustのasync/awaitによる非同期機構はその1つで、async/awaitによる簡潔でわかりやすい記述をコンパイラが状態遷移マシンに書き換えることで、スタックを使用しない低コストな非同期実行を実現しています。本書は、async/await機構の実装を通じてその仕組みを理解し、代表的な活用方法をマスターできる構成となっています。

目次

1章 非同期プログラミング入門
2章 非同期Rustの基本
3章 非同期キューの自作
4章 自作非同期ランタイムへのネットワークの統合
5章 コルーチン
6章 リアクティブプログラミング
7章 Tokioのカスタマイズ
8章 アクタモデル
9章 デザインパターン
10章 外部ライブラリに依存しない非同期サーバの構築
11章 テスト

著者等紹介

Flitton,Maxwell[FLITTON,MAXWELL] [Flitton,Maxwell]
マックスウェル・フリットン。RustオープンDB、SurrealDBのソフトウェアエンジニアであり、キングス・カレッジ・ロンドンの名誉研究者として外科用ロボット工学を研究し、RustでGPUストリーミングを構築している。2011年に、イギリスのリンカーン大学で看護学の理学士号を取得し、オープン大学で物理学の学位を取得し、UCLで物理学と医療工学の大学院卒業証書を取得した。その間、チャリング・クロスのA&Eで看護師として働いていた。金融テクノロジーにも経験があり、NasdaqやMonolith AIといった企業で使用される金融損失モデルエンジンの開発に携わっている

Morton,Caroline[MORTON,CAROLINE] [Morton,Caroline]
キャロライン・モートン。イギリスバーミンガム大学で医学と国際保健を学んだ後、ロンドンに移り医師として働く。内科医であり、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院で疫学の修士号を取得した。その後、医師や医学生がプログラミングを学ぶためのイギリス初のコース「Coding for Medicine」を設立。2019年にオックスフォード大学に移り、疫学研究者兼ソフトウェア開発者として働き、COVID‐19パンデミック時にはデータを処理用の信頼性の高い研究環境「OpenSAFELY」の開発に重要な役割を果たす

中田秀基[ナカダヒデモト]
博士(工学)。順天堂大学健康データサイエンス学部教授。2001年から産業技術総合研究所において分散並列計算、機械学習システムの研究に従事。2024年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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