出版社内容情報
最新事例にアップデートし進化した定番UXデザイン本の改訂版!
「なぜこのデザインがいいのか?」を裏付ける心理学的法則10パターンを、事例を用いて解説するUXデザイン本です。最新事例にアップデートした3年半ぶりの改訂版。「普通の人が短期記憶に保持できるのは、7(±2)個まで」、「意思決定にかかる時間は選択肢の数と複雑さで決まる」といった法則を、概要、起源、事例、結論といった構成で説明するシンプルさで、手元に置いてパッと使えるハンドブックです。
内容説明
本書は、著者Jon YablonskiがUXデザインと交差する心理学の法則をまとめたウェブサイト「Laws of UX」を元に構成されています。「意思決定にかかる時間は、とりうる選択肢の数と複雑さで決まる」、「タッチターゲットに至るまでの時間は、ターゲットの大きさと近さで決まる」などの心理学にもとづいた10の法則を、各章において、ポイント、概要、起源、事例、結論の構成で紹介します。ノンデザイナーにもデザインセンスが求められる時代に欠かせないハンドブックです。
目次
ヤコブの法則
フィッツの法則
ミラーの法則
ヒックの法則
ポステルの法則
ピークエンドの法則
美的ユーザビリティ効果
フォン・レストルフ効果
テスラーの法則
ドハティのしきい値
心理学的な原則をデザインに適用する
力には責任が伴う
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nova
0
具体例がわかりやすく、思っていたよりもサクサクと読み進められた。行動デザインに倫理が重要であるという最後の章では、普段ユーザーとして感じていることが言語化されていた。2025/04/30
kyo 18
0
心理学的な原則を出発点として、理想的なUXデザインに必要な法則を紹介している本。 第二版ということで、比較的新しいサービスの具体事例などを使いながら各法則の有効性が示されていて読みやすかった。 「なぜそうするのか」を説明するのが難しいUXデザインにおいて、心理学的にこうだからと説明できるのは説得力が増すと感じた。 UXデザインにおける倫理的な観点の必要性も説かれており、「アプリケーションの目的はユーザーの抱える課題を解決することである」ということは忘れないでおきたいと感じた。2025/04/16