出版社内容情報
ScratchだけでできるChatGPTによる生成AIプロジェクトを加筆!
小学校高学年くらいの年齢から読める、機械学習入門書の改訂第2版。Scratchの拡張機能を使い、画像認識、音声認識、姿勢検出などのプログラムを実際に作りながら、機械学習のしくみを楽しく学ぶことができます。第2版では新しく「文章生成編」を追加。ChatGPTを使った生成AIプロジェクトにも取り組みます。作りながら学ぶことで、実際の世の中で機械学習がどのように生かされているかを想像し、自分でも機械学習を使った仕組みを考えられる力を養います。
内容説明
本書は、Scratchを使っている小学校高学年くらいの年齢から読める、機械学習入門です。Scratchの拡張機能を使い、画像認識や音声認識、姿勢検出、文章生成を利用したプログラムを作りながら、機械学習の仕組みを楽しく学ぶことができます。Pythonなどのテキストプログラミング言語や、難しい数学の知識は必要ありません。作りながら学ぶことで、実際の世の中で機械学習がどのように生かされているかを想像し、自分でも機械学習を使った仕組みを考えられる力を養います。プログラミングの楽しさを覚えはじめた子どもたちの次のステップとしてもぴったりの一冊です。
目次
序章 10分で体験できる機械学習
1章 “画像認識編”ジャンケンゲームを作ろう
2章 “音声認識編”声を聞き分けるデジタルペットを作ろう
3章 “姿勢推定編”体を使った楽器プログラムを作ろう
4章 “知識編”機械学習について学ぼう
5章 “文章生成編”ゲームキャラのセリフをAIに作らせよう
6章 “上級編”遺伝的アルゴリズムでネコの動きを進化させよう
付録 その他の拡張機能を使った機械学習
著者等紹介
石原淳也[イシハラジュンヤ]
ウェブサービスやiPhoneアプリの開発を行うかたわら、アイルランド発の子供のためのプログラミング道場「CoderDojo」の日本での立ち上げに関わる。現在はCoderDojo調布を主宰、また「青学つくまなラボ」フェローとしても子供たちにプログラミングを教える活動を続けている。東京大学工学部機械情報工学科卒。株式会社まちクエスト代表取締役社長。合同会社つくる社代表社員。青山学院大学総合文化政策学部プロジェクト准教授
倉本大資[クラモトダイスケ]
1980年生まれ。2004年筑波大学芸術専門学群総合造形コース卒業。2008年よりScratchを用いた子供向けプログラミングワークショップを多数開催。自身の運営するプログラミングサークル「OtOMO」の活動や、スイッチエデュケーションアドバイザー、プログラミング教室TENTOへの参画など子供向けプログラミングの分野を中心に活動し、ワークショップの企画開催や、指導者向けの講習など子供向け大人向けにプログラミングを通して学ぶことの楽しさを伝えている。2023年4月より東京大学情報学環特任研究員として、人間と学びについて研究するプロジェクト「中山未来ファクトリー」に参画している
阿部和広[アベカズヒロ]
1987年より一貫してオブジェクト指向言語Smalltalkの研究開発に従事。パソコンの父として知られSmalltalkの開発者であるアラン・ケイ博士の指導を2001年から受ける。Squeak EtoysとScratchの日本語版を担当。子供と教員向け講習会を多数開催。OLPC($100 laptop)計画にも参画。NHK Eテレ「Why!?プログラミング」プログラミング監修、出演。多摩美術大学研究員、東京学芸大学、武蔵大学、津田塾大学非常勤講師、サイバー大学客員教授を経て、青山学院大学社会情報学部客員教授、放送大学客員教授、青学つくまなラボシニアフェロー。2003年度IPA認定スーパークリエータ。元文部科学省プログラミング学習に関する調査研究委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。