出版社内容情報
ドメイン駆動設計を実践するために最初に手にするべき1冊!
ソフトウェアの構築において、 開発者は変化する技術トレンドを追うだけでなく、背後にある事業活動(ビジネスドメイン)を理解する必要があります。ドメイン駆動設計はビジネスドメインの知識に焦点をあてた設計手法です。本書は基礎知識としてドメイン駆動設計の概念や用語の教科書的な説明からはじまり、事業活動を分析し、ビジネス戦略を理解し、ソフトウェア設計をビジネスニーズに合わせるための一連の核となるパターン、原則、実践方法を説明します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
逆丸カツハ
23
すごくいい本であった。実践的で分かりやすい。言語ゲームとの関連も哲学的に興味深い。2025/11/13
masabi
6
ドメイン駆動設計の入門書。類書と比べて専門用語がとっつきやすい訳語になっている。ドメイン駆動設計の解説だけでなく、既存のプロジェクトにいかに導入していくのかも紙面が割かれる。業務領域に合わせて適切な技術方式を選ぶのがリソースの選択と集中の意味でも保守の面でも重要になる。2025/03/16
taro ymd
1
ドメイン駆動設計本の中でも特にとっつきやすい本。現状Event Sourcingを学べるのがこの本しかないので、DDDを知っている人も必読だと思う。2025/08/15
水紗枝荒葉
1
DDDの現代的解釈。戦略レベルから丁寧に解説してくれるので頭に入ってきやすい。アーキテクチャや最近のデータベース事情の話がちょくちょくあるので、完全な初心者には向かないか。この本を読んでようやく言語化できたのは、値オブジェクト・集約など(初級編でよく解説される)DDDの戦術レベルが、戦略レベルほど強くないということ。良いプラクティスではあるけれど、DDDに限ったことではないか、なくてもよい。2025/09/25
Morimoto
1
非常に実践的で、わかりやすく書かれている。翻訳が見事ですね。「大きな泥団子」を解決しようとして、ただ「分散した泥団子」になってしまわないために何をすべきか?アーキテクチャ選択はまだまだAIでは置き換えられない、人間が判断することを再認識する内容でした。 ◆ドメイン駆動設計が大きな効果をもたらすのは、すでに稼働しているソフトウェアに取り組んだ場合。つまり、事業への貢献が実証されていて、積み重なった技術的負債と膨れ上がった設計の乱雑さを刷新する必要があるシステムこそ、ドメイン駆動設計で取り組む価値が最も高い。2025/09/06




