出版社内容情報
データ分析関連のSQLのテクニックを学び、SQLの可能性を広げる!
クラウドの利用と共に、SQLの利用はますます広がり、データサイエンティストでもDBを扱う機会も増えています。本書は、データ分析関連のSQLのテクニックを学び、SQLを最大限活用するためのものです。日付と時刻の比較や処理は、SQLは他の言語の追随を許さないものがあり、時系列解析などはその威力を発揮できる最たるもので、本書では、具体例を時系列解析から始め、コホート分析、経験的分析など、高度な分析まで学ぶことができる構成になっています。
内容説明
クラウドの普及とともに、SQLの利用範囲は拡大し、データサイエンティストもデータベースを直接扱う機会が増えています。本書は、データ分析に関わるSQLのテクニックを学び、分析プロセスにおいてSQLを最大限に活用するためのものです。時系列解析などでは、SQLが日付・時刻の比較や処理に長けており、威力を発揮できる最たるものです。本書ではデータの前処理から始め、時系列解析、コホート分析、テキスト分析、異常検知など、SQLの操作を通じて高度なテクニックまで学ぶことができる構成になっています。サンプルコードはGitHubからダウンロード可能で、実際に手を動かしながら学ぶことができます。
目次
1章 SQLによる分析
2章 分析用のデータの前処理を行う
3章 時系列解析
4章 コホート分析
5章 テキスト分析
6章 異常検知
7章 実験分析
8章 分析用に複雑なデータセットを作成する
9章 まとめ
著者等紹介
タニムラ,キャシー[タニムラ,キャシー] [Tanimura,Cathy]
人や組織を、影響を及ぼす上で必要なデータにつなぐことに情熱を注ぐ。20年以上にわたりデータ分析に関わる。その分野は金融からB2Bソフト、消費者サービスまで、多岐にわたる。主なプロプライエタリDBや多くのオープンソースDBでSQLによるデータ分析の経験を持つ。多くのトップテクノロジー企業において、データチームとデータインフラの構築と管理を行う。さらに、トップカンファレンスにたびたび登壇し、データ文化の構築、データ駆動型製品開発、包括的データ分析といったテーマでの講演を行う
大橋真也[オオハシシンヤ]
千葉大学理学部数学科卒業、千葉大学大学院教育学研究科修士課程修了。Apple Distinguished Educator、Wolfram Education Group、日本数式処理学会、CIEC(コンピュータ利用教育学会)。千葉県公立高等学校の数学科・情報科の主幹教諭を経て、順天堂大学数理・データ科学教育研究センター特任教授
嶋田健志[シマダタケシ]
主にWebシステムの開発に携わるフリーランスのエンジニア
木下哲也[キノシタテツヤ]
1967年、川崎市生まれ。早稲田大学理工学部卒業。1991年、松下電器産業株式会社に入社。全文検索技術とその技術を利用したWebアプリケーション、VoIPによるネットワークシステムなどの研究開発に従事。2000年に退社し、現在は主にIT関連の技術書の翻訳、監訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。