出版社内容情報
メンテナンスしやすいPythonコードを書く!
Pythonは動的型付け言語であり、静的型付け言語と比べてメンテナンスの簡単なコードが書きにくいという意見もありますが、本書はPythonの型を用いてメンテナンスに適したコードにアプローチします。全4部あり、Ⅰ部とⅡ部では本格的に型ヒントを扱い基本的な事柄をしっかり抑えることができます。Ⅲ部はPythonの拡張性として依存関係や設計について、Ⅳ部はセーフティネットと称して静的解析や高度なテスト技法を扱います。
内容説明
Pythonはシンプルな構文で読みやすいプログラミング言語ですが、コードをロバストにする機能も備わっています。本書では、Python3.5から導入された型ヒントを使って、ロバストなPythonコードを記述する方法にアプローチします。全4部構成のうち、1部と2部ではPythonにおける型ヒントの位置づけや組み込み型について基本的な事柄をしっかりおさえ、ユーザ定義型を使う方法、部分型、プロトコル、pydanticによる実行時型チェックなど、Pythonの型システムを最大限に活用する方法を詳しく説明します。3部は依存関係や設計手法について、4部はセーフティネットとして高度なテスト手法を扱います。本書の内容を理解すれば、クリーンで保守しやすいPythonコードが書けるようになります。
目次
ロバストPython入門
第1部 型アノテーション(Pythonデータ型入門;型アノテーション ほか)
第2部 ユーザ定義型(列挙型;データクラス ほか)
第3部 大規模な変更への対応(拡張性;依存関係 ほか)
第4部 セーフティネットの構築(静的解析;テスト戦略 ほか)
感想・レビュー
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