相撲の力学―神技のカラクリ

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相撲の力学―神技のカラクリ

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784814206278
  • NDC分類 788.1
  • Cコード C2075

出版社内容情報

よくぞここまで!
強い力士の何が凄いかがわかる傑作書!
二所ノ関親方(元横綱 稀勢の里)推薦!!

相撲は神技であり芸術!
その理由がここにある。

元力士だから語れる、物理的観点だから分かる、誰も語らなかった、相撲技の力学!

立合い、組み、崩し、投げ……
肉体同士がぶつかり合い、時に奇跡のように小兵が大男に勝利してしまう相撲技には、すべての場面に“ 理由” があります。
なかなか具体的に語られることの少ない相撲の技の構造を、わかりやすく力学的に解説します!


CONTENTS

●第1部 体(体の質、在り方について)
第1章 太刀山の相撲に見る物理現象
第2章 北斎漫画における相撲の力学
第3章 双葉山の四股・テッポウについて

●第2部 力(体の動かし方について)
第1章 仏壇返しの力学
第2章 横綱常陸山の相撲に見る重力と重さ
第3章 梅ケ谷の相撲に見る腰の重さと前捌き
第4章 梅ケ谷の相撲に見る仕切りと立合いについて
第5章 玉椿の技の力学
第6章 “化ける”とは何か?
第7章 力の相撲と波の相撲
第8章 水を本とする波の相撲

●第3部 技(巧妙な相対制御)
第1章 常陸山の相撲に見る泉川と吊り出しの力学
第2章 小兵名人玉椿の相撲に見る立合いの力学
第3章 初代梅ケ谷藤太郎の相撲力 その1
第4章 初代梅ケ谷藤太郎の相撲力 その2
第5章 双葉山の技(1) 上手投げ
第6章 双葉山の技(2) うっちゃり
第7章 双葉山の技(3) 寄り
第8章 双葉山の技(4) がぶり寄り
第9章 双葉山の技(5) 突っ張り

●第4部 仕切りと立合い
第1章 双葉山の仕切り
第2章 双葉山の〝後の先〟の立ち合い

内容説明

相撲は神技であり芸術!その理由がここにある。

目次

第1部 体(体の質、在り方について)(太刀山の相撲に見る物理現象;北斎漫画における相撲の力学;双葉山の四股・テッポウについて)
第2部 力(体の動かし方について)(仏壇返しの力学;横綱常陸山の相撲に見る重力と重さ ほか)
第3部 技(巧妙な相対制御)(常陸山の相撲に見る泉川と吊り出しの力学;小兵名人玉椿の相撲に見る立合いの力学 ほか)
第4部 仕切りと立合い(双葉山の仕切り;双葉山の“後の先”の立ち合い)

著者等紹介

松田哲博[マツダテツヒロ]
元高砂部屋力士「一ノ矢」。相撲探求家。1960年生まれ。鹿児島県徳之島出身。琉球大学理学部物理学科卒業後、若松部屋(現高砂部屋)に入門し、史上初の国立大学出身力士となる。24年間の現役生活の後、2007年に引退。引退時点で現役最年長力士であり、昭和以降の最高齢力士。引退後はマネージャーとして高砂部屋の運営を支える。「シコトレ」の普及や相撲の物理的な探求を続けている。朝日カルチャーセンター講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Sumiyuki

3
仮説山盛だし、連載のまとめだから体系だっていない点が惜しい。とはいえ、重心やら脱力からの押し込み等、他の競技でも活かせそうな話が多い。骨をうまく使えることから、コツを掴む。踏ん張らずに体重をかけ続ける、すなわち重力を味方につけて相手に対する。かたや大きな相手に対して地面から生えた突っ張り棒のように対することで地面からの反作用を味方につける。@骨や筋肉の向きを揃え繋げることが、筋肉を太くすることよりも大切だと理解されていたから四股、テッポウという独特な鍛錬法が生まれてきたのだろうと思います。2025/02/28

Nobfunky

2
アインシュタインの相対性理論まで用いるのは無理があるように感じた。2024/08/23

Humbaba

1
国技と言われるだけの歴史を持った相撲だからこそ、それを紐解いていけば見るべきものはたくさんある。人と人とのぶつかり合いだからこそ、何気なく見えるところに様々な技術が潜んでいる。一見するだけでは何でもないことのように見えても、なぜそうなるかを考えると、とてもしっかりとした理論があることがわかってくる。それを知ったうえで再度見直してみれば、面白さは一層高まる。2025/01/18

れいまん

1
図書館で借りたもの 悪いけどつまらなかった 何故か、双葉山、梅ケ谷とか名前は知っていても、動画があるわけでもなし、臨場感もない 後の先についても、白鵬が騒いでいるだけてわ、実際、見たこともない! 著者は、初の国立大物理学専攻出身だが、現役は、三段目であり、相撲を語るには物足りないのです。 辛口でごめんなさい2024/08/30

たかひー

0
★★★ 思っていた以上に面白かった。本の半分は昭和初期に活躍した双葉山なのでなかなかイメージ湧かないのだけれど、その強さを物理法則で説明していくのは目からウロコの想いだし、相撲それ自体が科学的なのも認識を新たにした。ただもっと現代あるいは10年前くらいの力士を取り上げてくれたらもっと楽しめるのにと思う。2025/05/29

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