出版社内容情報
力の消失ではなく“最適化”
「力まない」ことは「力の消失」ではない。
動かす部分と動かさない部分を分け、適切にコントロールすることだ。
それによってラクに動け、最大の力が伝わる。
意外と気づけない「コロンブスの卵」的発想!
武術、スポーツ、芸事はもちろん、日常動作でも使える。
空前絶後の「脱力講座」、いざ開講!
武術専門誌『月刊秘伝』の好評連載が遂に書籍化!!
身体操作の極意は、武術身法にあり!
一瞬で読者を「脱力」に導く(!?)イラストが盛り沢山!
写真解説で誰でもすぐにコツを掴める!
CONTENTS(抜粋)
●第1回 重心移動と腰の分離
脱力とは力のバランスをコントロールする技術
人間の重心移動
重心移動の実験
重心を分離して動かすためのエクササイズ
●第2回 距骨で立つ
安定して立つためには三点の支えが必要
距骨に体重を乗せる
かかと側とつま先側との重さを受け止める配分
●第3回 肩甲骨をしめる
肩甲骨を使いこなすために必要なこと
腕と肩甲骨を分離させて動かす
「肩甲骨をしめる」とは?
●第4回 重力でしゃがむ
まっすぐしゃがむ
まっすぐのラインを身体の外に設定する
重さを感じ取る
●第5回 重力をつなげる
お腹で重さを感じ取る
左右の腕の重さを一つにする
全ての人や空間は重力でつながっている
●第6回 手の内を感じる
手指は身体全体につながっている
「手の内・手の外」「内手首・外手首」への意識
手の内で車線を増やす
●第7回 足の内ゾーン
「足の内」の感覚を掴む
「足の内ゾーン」を意識する
何もない空間をイメージするコツ
まずは足の内側にしっかりと意識を向ける
●第8回 股関節をゆるめる
股関節の脱力
自分と相手は鏡合わせのように影響し合う
坐骨に重さを乗せる
股関節や内転筋の感覚を掴む
●第9回 仙骨のしめ
帯をしめることの効果
ターンアウトで仙骨をしめる感覚を掴む
実際の重さと主観的に感じる重さの違い
●第10回 丹田と輪郭
丹田の位置
丹田の輪郭を感じ取る
肛門括約筋を使う
丹田とそれ以外の境界線をつくる
●第11回 丹田と手
手の感覚を使って丹田の意識を強化する
両手を意識することと姿勢の安定
丹田を貫く棒
●第12回 見えない力
相手に気づかれないほどの小さな力=見えない力
意識した段階で身体は反応する
弱い力を感じ取るには無駄な力を抜いておくこと
丹田に意識を向ける
●特別編 感覚神経と手の内
神経の働きを理解する
感覚神経を使った手の内にする
大事なのは手の内を「感じる」こと
内容説明
力の消失ではなく“最適化”。空前絶後の「脱力講座」いざ開講!身体操作の極意は、武術身法にあり!「力まない」は、動かす部分と動かさない部分を分けてコントロールすること。だからラクに動け、最大の力が伝わる。
目次
講座第1回 重心移動と腰の分離
講座第2回 距骨で立つ
講座第3回 肩甲骨をしめる
講座第4回 重力でしゃがむ
講座第5回 重力をつなげる
講座第6回 手の内を感じる
講座第7回 足の内ゾーン
講座第8回 股関節をゆるめる
講座第9回 仙骨のしめ
講座第10回 丹田と輪郭
講座第11回 丹田と手
講座第12回 見えない力
特別編 感覚神経と手の内
著者等紹介
広沢成山[ヒロサワセイザン]
八光流柔術皆伝師範、鍼灸師、皇法指圧師。1970年生まれ。1999年、八光流柔術皆伝・三大基柱師範を取得。現在「八光流柔術豊和会」(千葉県松戸市)を主宰し、千葉・東京・神奈川で指導中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。