出版社内容情報
セラピスト、各種療術家、カウンセラーがクライアントの信頼を獲得するにはど
うしたらよいか?対話力を磨き、自分力を高めることがポイント。
スポーツ系コーチ、会社の上司、教師、親など、人の能力を引き出し、成長に係
わる全ての人に知ってほしい知識であり、技術を本書では、紹介しています。
コロナ禍で、健康意識が高まり、セラピストのアドバイスで日常の健康管理をす
る人が増えてきました。丁寧な対話を通して、クライアントの課題を改善するセ
ラピストが求められています。一方で、コミュニケーション力の不足から、思う
ような関係が築けないで挫折するセラピストも多く存在します。
セラピストや各種療術家の集客には、SNSが一般的ですが、たとえSNSでお客様が
サロンに訪れても、そこで信頼関係が築けなければ、再来店はありません。本書
では、100年前の天才セラピストが実践していたコミュニケーション術を使って、
「対話力」を磨き、「自分力」を高めることによって、長く続くクライアントの
関係を構築する方法をお伝えしています。
デジタル化が急速に進み、知りたい情報は簡単に得ることができ、いつでもどこ
でも人と繋がれるようになりました。一方で、多くの人が「虚しさ」や「孤独」
を感じているのはなぜでしょうか。
セラピストと聞くと、職業をイメージされがちですが、人との関わりの中では、
誰もが誰かを癒し、励ますセラピストです。混沌とした時代において、人と人と
の関係を大切にして、豊かな人生をおくりたいと願う全ての人におすすめしたい
一冊です。
CONTENTS(抜粋)
●第1章 なぜ心理学でセラピーの質が上がるのか?
勘違いをしがちなセラピストはこんな人
クライアントが頼りたくなるセラピストってどんな人?
人の変化に立ち合うときに押さえておきたい5つのポイント
●第2章 人はセルフイメージどおりに行動する
あなたは自分を「どんな人」だと思っていますか?
セルフイメージが低いと自分らしく生きることができない
セルフイメージが低いと接客、施術、会話がうまくいかない
●第3章 クライアントが一瞬でリラックスする方法
リラックスしたコミュニケーションの場をつくる
心と心に橋をかける
クライアントの話し方や状態、呼吸にペースを合わせる
●第4章 「対話力」がクライアントと自分を幸せにする
悩みを聞いてもらうだけで癒やされる
言葉ではわからない思いを引き出す
必要な情報を意識すると悩みが消える
●第5章 セラピストとしてのあり方と目標設定
あなたはいったい誰? 自分を表現してみよう
慈愛の欲求1、2段階を満たしていない人は……
願いをかなえて、思いどおりの毎日を送る
内容説明
NLPとは、Neuro‐Linguistic Programmingの略で、日本では「神経言語プログラミング」と訳されています。3人の天才セラピスト、ゲシュタルト療法のフリッツ・パールズ、家族療法のバージニア・サティア、催眠療法のミルトン・エリクソンらの、クライアントとの接し方や会話の手法を体系化し、誰にでも実践可能にしたものです。まさに、セラピストがモデルにすべき、クライアントとの関わり方を教えてくれます。
目次
序章 セラピスト10の勘違い
第1章 なぜ心理学でセラピーの質が上がるのか?
第2章 人はセルフイメージどおりに行動する
第3章 クライアントが一瞬でリラックスする方法
第4章 「対話力」がクライアントと自分を幸せにする
第5章 セラピストとしてのあり方と目標設定
著者等紹介
山田泉[ヤマダイズミ]
全米NLP協会認定トレーナー。英国アーユルヴェーダカレッジ校長。アーユルヴェーダプロフェッショナルスクール校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。