四股鍛錬で作る達人―日本伝統万能トレーニング

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四股鍛錬で作る達人―日本伝統万能トレーニング

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  • サイズ 46判/ページ数 217p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784814204212
  • NDC分類 788.1
  • Cコード C2075

出版社内容情報

力士は四股だけでとてつもなく強くなる!
その特別な理由とは!?

超理論派、異能の元力士が多角的に探る、誰も知らなかった、四股鍛錬が強者を作ってきた、本当の意味!
スクワットでもストレッチでもなかった!

四股には足を高く差し上げたり、思いっきり踏みつけたりせずとも得られる重大な効果がある。
それは、“深層筋に働き、全身を繋ぐ”こと。
筋トレのようにわかりやすいトレーニングではないため、なかなか語られなかった四股鍛錬の真相、公開!


CONTENTS

●序~四股がもたらすもの

●第1章 相撲からみる合理的な身体の使い方
 Ⅰ “腰を割る”とは?
 Ⅱ 相撲は腰で取れ!
 Ⅲ 相撲力

●第2章 四股が身体を変えるメカニズム
 Ⅰ 心気体と四股
 Ⅱ 筋トレと四股と“一”と
 Ⅲ 四股とテンセグリティ
 Ⅳ 相撲のセンスと四股について

●第3章 実践! 四股鍛錬
 Ⅰ 支点をつくらない四股
 Ⅱ 合気の達人の四股(佐川流四股)
 Ⅲ 肥田式強健術の腰と四股

●第4章 本当に人を強くする稽古
 Ⅰ ぶつかり稽古
 Ⅱ すり足~千鳥足
 Ⅲ 千鳥足的四股
 Ⅳ テッポウ

内容説明

力士は四股だけでとてつもなく強くなる!その特別な理由とは!?超理論派、異能の元力士が多角的に探る、誰も語らなかった、四股鍛錬が強者を作ってきた、本当の意味!スクワットでもストレッチでもなかった!四股には足を高く差し上げたり、思いっきり踏みつけたりせずとも得られる重大な効果がある。それは、“深層筋に働き、全身を繋ぐこと”。筋トレのようにわかりやすいトレーニングではないため、なかなか語られなかった四股鍛錬の真相、公開!

目次

第1章 相撲からみる合理的な身体の使い方(“腰を割る”とは?;相撲は腰で取れ! ほか)
第2章 四股が身体を変えるメカニズム(心気体と四股;筋トレと四股と“一”と ほか)
第3章 実践!四股鍛錬(支点をつくらない四股;合気の達人の四股(佐川流四股) ほか)
第4章 本当に人を強くする稽古(ぶつかり稽古;すり足~千鳥足 ほか)

著者等紹介

松田哲博[マツダテツヒロ]
元高砂部屋力士「一ノ矢」。相撲探求家。1960年生まれ。鹿児島県徳之島出身。琉球大学理学部物理学科卒業後、若松部屋(現高砂部屋)に入門し、史上初の国立大学出身力士となる。24年間の現役生活の後、2007年に引退。引退時点で現役最年長力士であり、昭和以降の最高齢力士。引退後はマネージャーとして高砂部屋の運営を支える。「シコトレ」の普及や相撲の物理的な探求を続けている。朝日カルチャーセンター講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すしな

30
165-22.国立大の理系学部出身の元高砂部屋力士の方が書かれたトレーニングの本です。相撲って他の武道に比べて動きが単純なので、軽んじられる雰囲気もありますけど、シンプルな分だけ奥が深いということを知る事ができました。相撲の基本の四股を中心とした内容ですが、四股は誰でもどこでもできますので、始めるハードルが低いですし、習熟度に応じて得られるものも深まっていくというので、願ったり叶ったりな鍛錬ではないかと思いました。実際やってみると、何となく愉快な気持ちになることができ、毎日続けられそうです。2022/11/19

koji

19
小学生の時から相撲ファンですが、本書は目から鱗のような気持ちで読みました。最近嵌まっている筋トレとの比較でも興味深かったですね。四股(しこ)とは、股関節を開いた腰割りの構えから足を交互に上下させるだけの運動ですが、著者は昭和始めの大横綱双葉山の四股から現代の四股との違いを考察します。今の四股は動きを分割し箇所箇所を能動的に鍛えるスクワット的なもの、往時の四股は全ての動作を一調子で行い心気(気力)体を合一する武術的なもの。これを知って少し相撲の真髄に近づきました。早速四股トレーニングにもチャレンジします 2022/02/14

てん

11
体幹トレの為にシコを踏んでる。負荷をかけようとして、出来るだけ足は高く上げている。そんな中、日経書評で目に留まり手に取る。ん~期待したほどでは無い。”テンセグリティ”と結び付け、全体のバランスを均す効果という考え方は面白い。でも結局、足はあげるのか、足を引き寄せてはいけないのか、腰は落とすのか、シコの正解が分からない。すべてのスポーツは進化している。陸上も体操も、プロレスでさえ40年も前とは別次元だ。体作りも理論も変わって当たり前。それなのに昭和中期の力士の映像だけを理想とする理論が納得できなかった。2022/03/28

太郎丸

4
日本の相撲の伝統的な型である「四股」や「テッポウ」「すり足」などが筋トレ的な負荷は低いのに、なぜ相撲力向上に有効なのか、ということを多角的に検証した本。物理学や解剖学など理論的に突き詰められるところは突き詰め、言語化しにくい領域の話に現代の目線で少しでも深く迫ろうとする姿勢に作者の執念と体力を感じる。 毎日試合があるようなハードな国技だからこそ、省エネで合理的な身体の使い方を稽古で練る必然性が強いのかもしれないな、と読んでいて思った。2021/11/29

The pen is mightier than the sword

3
著者は国立大学の物理学科出身の元小結で、高砂部屋で後進に指導にしている。彼は伝統的な鍛練方法である四股と鉄砲に着目し、効果について物理学的、解剖学的見地に加え、戦前の伝説的な力士の映像の解析を踏まえて説明している。彼の見解は、四股は負荷が低く効果が見えにくいため軽んじられがちだが、身体全体のバランスを高めて取り組みにおける安定性を高めるもので、局所的な筋肉を鍛える器具を用いた訓練に比べて実戦での効果は高いというもの。この考えは複雑なものをそのまま受け入れることの大切さへの気づきに繋がるものと感じた。4632021/11/27

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