内容説明
ブルース・リーがたどり着いた究極のパンチのみについて書かれた一冊。ストレート・リードは、ブルース・リーが創始した格闘スタイルの鍵となる要素である。それは、複雑さを排した、効率的なものであり、その見かけのシンプルさとは裏腹に、ブルース・リーは、それをジークンドーの“兵器庫”のなかで、最も難しい動きだと評した。そして同時に、凄まじいまでの速さと威力を実現する。
目次
ストレート・パンチの概略
ジークンドーでのストレート・リードの進化
スタンス
ストレート・リードのメカニクス
フットワーク
なぜストレート・リードか？
ストレート・リードの応用
スピード
ストレート・リードのバリエーション
ジュンファン・ジークンドーとは―カリ、エスクリマ、その他２７の武術との関係
原点に向かう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TTK
1
ストレート・リードの素早い腕の伸び、フェンシングのストレート・スラストと似た直線的攻撃として機能する真っ直ぐな動作⸺「剣を持たないフェンシング」とリーはそれを表現している。p.12 ▼ リーは、かつて私[テッド・ウォン]に「戦いにおいて何が最も重要なことか」と聞いたことがある。その時、色々と考えた挙句、私には答えることが出来なかった。彼は「それは適合力だ」と教えてくれた。変化する状況に順応し適合する能力の事だ。p.132025/02/07
